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2023.12.27 年越しそばが「そば」でないといけない理由。

12月27日(水)
クリスマスも終わって、12月31日の大晦日が迫ってきました。
いよいよ我々のメインイベントの年越しそばですね。


で、みなさんは年越しに、ちゃんとそばを食べていますか?

私の場合は、小さい頃を思い起こすと、食べたり食べなかったりだったんですね。
カップヌードルで代用した年も何度もありました。
その当時は、似たようなものなら何でもいいや・・・みたいな感じでした。

でも、やっぱりこういう立場になると、うどんやラーメンでなく、当然「そば」を食べて欲しい訳です。

で、今日は・・・
「なぜ年越しそばが蕎麦でないといけないのか?」
という話をしたいと思います。
これにはちゃんと理由があるんです。


①蕎麦が切れやすいことから、厄を断ち切ろうという願いが込められています。
グルテンの入った小麦粉のうどんやラーメンだと、厄を断ち切れません!

②細く長い蕎麦の形状にあやかって長寿を願おうという思いが込められています。細く長いものでないと、長寿にあやかれません。
うどんじゃ太いんです!

③「新年を迎えるために、健康に良いそばで体内を清めよう」という思いが込められています。なので、健康食のそばでないといけません!
特に江戸時代は脚気が流行っていたので、ビタミンB1が豊富なそばがぴったりだったんです。
小麦粉の麺じゃダメなんです!

④年越しそばの由来の1つなんですが、昔は金細工師が、金銀の粉を集める時にそば粉を使っていたらしくて、「金を集めるもの」として縁起のいい「そば」を年越しに食べたという説があります。
つまり、そばでないと金運が上昇しないんです!

まだまだ理由はあるんですが、どうやら江戸の人は、少しでも多くの縁起を担いで、新しい年を幸せにしようと祈ったようなんです。一食の「そば」に一石二鳥ならぬ一石三鳥、四鳥の願いを込めたんですね。

なので、やっぱり年越しはうどんやラーメンでなく、蕎麦でないといけないんです。絶対にそばでないと意味が無いんです。


なんだか私の人生も、山形に来て年越しで確実にそばを食べるようになって、運気が上がってきたように思います。


それでは本日もよろしくお願いいたします。


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