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2025.1.27 「営業拡大戦略」で未来を拓く!

1月27日(月)
今回は「営業拡大戦略」についてお話しします。
この戦略は新しいお客様の開拓を目的としています。

現在の市場環境は、人口減少、顧客の減少、競争激化という状況にあります。つまり「縮小するパイの奪い合い」という厳しい時代になっています。

現状維持の意識では衰退を意味し、継続的な事業運営(ゴーイングコンサーン)のためには、積極的な営業拡大が不可欠です。
既存のお客様へのサービス提供の維持のためにも、「営業拡大戦略」は重要な意味を持っています。


数年前この戦略を立ち上げて、SNS、ECサイトの活用、展示会への出展、広告、イベント開催など、新規のお客様との接点作りを模索してきました。試行錯誤を重ねる中で、昨年は「そば業界のコミュニティ」や「製麺機械メーカーとのコラボレーション」などを通じて、少しづつですが成果を上げることができたと考えています。

今年は、同様のアプローチを強化するとともに、新たな可能性を模索していきます。


具体的にはいろんな角度からとことん考えて欲しいですし、マーケティング手法も使って欲しいと思いますが、今日はぱっと思いついたアプローチを挙げてみます。

【ターゲット別アプローチ】
①新規開店のそば店オーナーへのアプローチ
②特定のコミュニティをターゲットとしたアプローチ
③インバウンド需要(大使館・留学生含)を見据えたアプローチ
④富裕層、節約志向層、超マニアック層、未来志向層など、多様な顧客層へのアプローチ

【連携・協業によるアプローチ】
⑤業界の会合を有効活用したアプローチ
⑥製麺機、小麦粉、関連グッズ等との抱き合わせ販売
⑦同業者や食品業界との連携
⑧大手企業、大学、保育園、インフルエンサーとのコラボレーション
⑨デザイナー、マーケター、食専門学校、芸工大との連携
⑩行政とのタイアップ、補助金を使ったアプローチ
⑪観光地や神社仏閣とのコラボ

【既存地域資源活用アプローチ】
⑫既存顧客からの紹介
⑬山形の魅力を前面に押し出したアプローチ
⑭希少品種、産地、生産者のストーリーを付加価値としたアプローチ

【商品・サービス・イベント連動アプローチ】
⑮商品開発、メニュー提案と連動したアプローチ
⑯イベント、お祭り、企画と連携したアプローチ
⑰コンサルティング的な付加価値提供
⑱健康、SDGs、食育といったテーマと連動したアプローチ

【その他アプローチ】
⑲自社の強みを生かしたアプローチ
⑳新工場を軸としたアプローチ
㉑これまで未開拓だった領域へのアプローチ
㉒人脈やコネクションを活用したアプローチ
㉓蕎麦の本質に迫るアプローチ
㉔情報発信、SNS等を活用したアプローチ


結局正解なんて誰にも分からないのですが、何もしなければ生き残れないので、特定のだけでなく、みんなでとことんもがき苦しみながら考えていくことになります。

そして、これらのアプローチを実行に移す際には、次の3点を考慮し、総合的に判断します。
・費用対効果
・当社の経営理念や価値観との整合性
・お客様や地域の未来への貢献


もちろん「棚からぼた餅」的なチャンスもあるので、それを確実に取るための周到な準備も必要です。
ただ、そうそうぼた餅は落ちてきません。

社員全員で泥臭く行動していきたいと思います。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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