SequoiaによるVUCAを乗り切る方法
米VCのSequoiaが投資先企業に向けた文章が一般公開されていました。お題は[Adapting to Endure]とのことで日本風に言うならば[堪え難きを耐え…]ってトコでしょうか。
https://content.fortune.com/wp-content/uploads/2022/05/Adapting_to_Endure_May_2022.pdf
詳細は下記参照ですが、完全に不安定な時代(VUCA)に突入した現在では[変わること]が重要であり、古き良き時代は戻ってこないのです。
過去回帰という希望的観測は持つだけj間の無駄で、電磁つの認識した上で将来/未来は自分で切り開く姿勢を持つことが大事
必見ポイントを纏めてみました。
(1)今は焦らず騒がず、立ち止まって状況認識して再評価するタイミング
[危機認識]
・今は試練フェーズであり、多くの人に挑戦と機会をもたらす。まずは環境変化を認識して、意志を持って変化適合すべく[考え方を変える]必要がある。
・回復には時間かかり予測不可能だが備えることは出来、乗り越えた先にはチャンスが控えている
・生き残るカギは変化への適応力で、ダーウィニズムを再考すべき。
[資本認識]
・資本コストは急上昇し、従前の調達コスト安に慣れた企業にとっては最悪の状況にある。
・資本コスト上昇が実体経済に影響を及ぼしつつあるなかで今は[終わりの始まり]のフェーズ
・上場市場での評価は売上から利益にシフトしており、中長期亭に収益性向上を見据えた戦略構築すべき
(2)スタートアップが生き残り、勝つには
[備えの姿勢]
・経営陣が現実を直視/受容して変化対応した上で規律をもって経営執行する
・キャッシュ保全に動きつつ、将来投資は実施(特に人材はGAFAから流出する可能性高い)
[実際の準備]
・CEO/起業家→チーム→会社の順で準備する。
(A:CEO/起業家の準備)
・現実を受け入れる
・恐怖心を受け入れる
・恐怖心を超える勇気を持つ
・危機をチャンスと考える
(B:チームの準備)
・なぜ(Why)から始める
・ミッション/バリューを再認識させる
・リーダーシップをステークホルダー(顧客/社員・/投資家)に明確に示す
・チームの意思統一を図る
・チームにコミットメントを求める
(C:会社の準備)
・現預金とCFを確認
・財務面の自由度を確保(契約期間延長やコミライン確保)
・将来投資に集中(プロダクト開発/人材登用)
・制約されし環境からの創造性創出
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?