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米大統領選挙の投票に向けた各社優遇サービス

大統領選挙が11/5に控える中で米国本土ではモビリティサービス各社が有権者の投票促進に向けたプロモを実施しています。
米国では投票行動は自身の声を伝えることが最も重要という価値観で、障壁を解消する様々な動きがあります。
特に大きい交通障壁の解消は政府レベルでも支援しており、今回の大統領選挙でも各社がプロモを打ち出しています。

https://www.li.me/why/community/lime-to-the-polls

https://www.lyft.com/blog/posts/where-are-we-going-on-november-5th-lyft-offers-discounted-rideshare

1;大統領選挙の投票に向けた優遇

 大統領選挙が近づく中、レンタカー/配車/シェアリングなどのモビリティサービス各社が投票優遇CPを打ち出し。
 来より公共交通機関は投票日の無料提供/優遇提供を行って投票率向上を狙っているが、より利便性が増している。NC州ダーラム郡の選挙管理委員会のディレクター;Derek Bowens氏は下記のようにコメント
 -[住民の多くにとって、公共交通機関は投票所に行くための実用手段であり、選挙日に終日無料のバス乗車を提供することで、間違いなく投票率が向上する]
 -[乗車料金というハードルを取り除くことで、11/5だけでなく別の選挙でも多くの登録有権者が投票してくれることを期待する]

2;優遇サービス;マイクロモビリティ

(Lime)
 期日前投票/選挙当日に投票所へのむかう無料乗車を提供。プロモコード[VOTE2024]で国内で30分間の乗車を 2 回無料で利用可能に
(Bird/Spin)
 "Roll to the Polls"と呼ぶイニシアチブの一環で2 回の無料乗車を提供(乗客はアプリでコード[RockTheVote2024]を入れて利用可能に。Lyftの広報担当は[投票は誰もが利用できるべきだと信じており、このイニシアティブは住民が交通ハードルを乗り越えて投票支援する我々の方法だ]
(Veo)
 展開市場すべてで投票当日のプロモを実施、乗客は事前投票開始から選挙日まで[VOTE24]で5USDのクレジットを獲得できる

3;優遇サービス;配車

(Lyft)
 投票所に向かう乗客への50%割引(最高10USD)のプロモを提供し、乗客は11/5までに[VOTE24]の使用してリワードを獲得可能
 配車だけでなく、自転車シェア(Citi Bike)やスクーターシェアにも適用。さらにお得料金を希望する場合には[NAACP]の割引オファーを利用すると10/29~11/5まで2回の乗車で最大20USD(計40USD)の割引が
(Uber)
 Uberアプリ内の"Go VOTE"のボタンをクリックすると、投票所への乗車料金 50%オフ(最大10USD)を提供
 加えて選挙当日にはUber-Eatsが25%オフ(最大15USD)で提供、11/5-18:00~11/6-7:00まで適用される

4;優遇サービス;レンタカー

(Hertz)
 10/21~11/5に設定地域で2日以上レンタカーを利用する顧客に対して1日分の料金を無料にするプロモを提供。Codeは[211636]で利用時に登録。ただし、コンバーチブル/ミニバン/大型SUVは対象外
(Zipcar)
 Zipcar を使って投票所に行く新規会員の初月会費をCode[MONTHOFF]の入力で免除

5;優遇サービス;ナビ

(Google)
 Search/Mapの両方で、対面投票と投票用紙ドロップボックスの場所に関する公式情報を提供。Mapでは特定の場所での投票時間と投票種類に関する情報が表示される
 情報は選挙管理当局(州/群)及び選挙促進NPO;Democracy Worksのパートナーシップである投票情報プロジェクトから提供される
(Moovit)
 11州/130郡の数万の投票所を旅行計画アプリに統合、ユーザーは有権者登録情報や無料乗車を提供している交通機関に簡単にアクセス可能に

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