Alphabet傘下のWINGが新大型ドローンを導入へ
Alphabet傘下のドローン配送会社;WING社がWalmartによるドローン配送範囲拡大方針に合せて大型配送機を開発しています。
現状だと1機で1.1Kgが限界とのことで、大型輸送機開発+2機輸送で大容量の輸送に対応するようです。
1;WING社の新型ドローン
Alphabet傘下のドローン配送;WING社は積載容量の大きい大型ドローンを導入する計画を発表。
1/11にWalmartがダラス/フォートワーク地域でドローン配送を強化する計画をリリースしたことへの対応で、Walmartは[店舗の1/4の商品がドローン積載基準を満たしていない]ともしている
Wingは2025年に自社の超大型ドローンを市場投下する方針。現在ドローンは当局承認待ちながら下記の特徴を備え、[標準的な段ボール箱で5ポンド]を取り扱うことができるとのこと
‐航空機ライブラリーの設計原則を活用してドローン配送を最適化
‐最大積載量;2.5ポンド
‐往復航続距離;12マイル
‐時速;約65マイル
Wing社のマネジメントは下記コメントで新型ドローンを用いた事業拡大に自信を見せた
-[マルチモーダルなドローン配送モデル実装が我らのビジョンである]
-[新型ドローンの発売に注力しており、顧客/パートナーのニーズに基づいて新しいドローンを試験/実用化が可能]
2;WING社の従来ドローン概要
Wingのドローンは、パッド(離着陸ハブ)と小売店を結ぶだけでなく、ニーズに応じてルートを変更して様々なパッドで荷物を受け取って届ける
パッドでは充電も行い、[家に帰る必要のない空のUber]のような役割を果たす。目的地についても着陸せず、荷物/貨物はワイヤー伝井でデリバリを行う
これまでに世界3大陸で35万件以上のドローン配送を実行、ここから多くの知見を得ている。
米国では全注文70%をドローン1機で配達し、30%がドローン2機で配達。30%部分でより良いサービス/ビジネスの最適化に向けて既存ドローンを補完する形で新型ドローンを導入する