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Oxford-PV社は米国で曲がる太陽光電池の商業化へ
ペロブスカイト太陽光発電パネルの商用化にむけて研究開発を進めるOxford-PVが商用製品をローンチしました。
Oxford社は米国の電力会社と組んで、同社の太陽光発電施設にペロブスカイトパネルを導入。太陽の向きに応じた変形で発電効率を高めることが可能としています。
同社製品は従来のシリコンパネルに比較して20%近い効率の高さを売りとしており、今回の導入での結果によっては更なる普及が期待されます。
1;Oxford-PVが新型パネルを商業化
ペロブスカイト太陽光パネル開発を進めるOxfordPVは高効率なダンデムソーラーパネルの商用化に成功。今回のパネルは標準的なシリコンパネルより20%高い発電効率を誇り、発電コスト削減/土地の効率利用で優位。導入先は米国の電力会社で通常発電所と同等の発電規模の設備で用いられる
今回の商業化に関してCEOのDavid Ward氏は下記のように画期性を強調
-[この技術の商品化はエネルギー業界にとって画期的で、同じ面積で多くの電力を生成することで、ペロブスカイト技術は再エネ促進/普及に役立っている]
-[今回がペロブスカイト型パネルの世界初の商業展開である]
株主で創業期から支援し続けるLegal&Generalは下記のように
-[我々は早い段階で、太陽光発電におけるペロブスカイトの大きな可能性を認識し、画期的な研究成果だけでなく商業化への道を通じて世界的リーダーになるよう支援してきた]
-[Oxford-PVのような高い成長可能性を持つ企業は、気候変動の移行において重要な役割を果たす新しい技術/ソリューション/インフラを提供する]
2;Oxford-PV>と
独自のペロブスカイトオンシリコン太陽電池で構成される72セルパネルの商業化に成功し、顧客先での正式稼働も実施
標準的なシリコンパネルよりも最大20%多くの電力生成が可能。世界に先駆けて商業展開を進めており、通常発電所規模の設備で使用。発電コスト削減/高効率変換を通じて均等化発電コスト (LCOE) を削減し、同じ面積からより多くの電力を生成することで、より効率的な土地利用に貢献
Oxford-PVは2014年から当該技術の開発/商業化に取り組んでおり、研究中製品のモジュール効率記録は26.9%をたたき出している。
現在市場で入手可能なPVパネルはモジュール効率24.5%、ドイツの製造拠点で製造される。今後、生産パネルはより多くの公益事業/特殊製品/実験的住宅用途に割り当てるとのことだがタイムラインは不明