ARフィルター用いたブランディング
ForbesのCouncil記事(日経クロステック的な)にARフィルターのお話が出ていましたのでちょいまとめてみました。
各SNSがARフィルターを機能実装する中で、ユーザーのエンタメ要素から、ブランドの販促/プロモツールとしての色合いが強くなってきていると。プロモツールとしてテキスト→画像→動画と発展してきてのお次はARとのことです。確かにARフィルタ使えばユーザ的にはブランドに沿った属性付け/アンバサダー化(ちょっとしたセレブリティ)が可能となり、ブランド的には自律/自動的な拡散が可能となります。ブランド/インフルエンサ/最終ユーザの何れにとっても良い[三方良し]が形成できるなあと。
下記は抄訳です。
【Forbes;ARフィルタはInstaユーザとの交流の懸け橋】
https://www.forbes.com/sites/forbescommunicationscouncil/2019/11/04/keys-to-using-ar-filters-to-engage-with-your-instagram-audience/#1448d6929b17
・SNSで消費者と結びつくにはInstaが最強で、同社によるとユーザの80%が少なくとも1ブランドをフォローする。
┗ユーザは新鮮なコンテンツを期待し、常に好みが変化。
(Social Media Todayによると。動画投稿は画像投稿の2倍のコメントを受け取るため、多くのブランドは動画にシフト)
・オンライン動画(OL動画)は現在ブランドエンゲージの主力で、ARはこれに次ぐ立ち位置にある
・ARは現実世界の消費者の体験を強化し、ブランドと消費者の新しいつながりを造成する。
┗過去事例(IKEA/2013,US-Post/2014)もあったが、ここ最近で各SNSがAR作成ツールを整備/提供したことで一気に拡大
→InstaのFilter(Spark-AR)が一番使い勝手良く、使われている
・ARフィルターはバイラルメディアとして機能、自律/自動的な拡散を促す最適なツールたり得る
└ブランド;造成フィルタを共有し、ユーザコミュニティ活性化が可能
└ユーザ;ブランドのフィルターを使って自身の属性付け/アンバサダーとなることが可能
<ARフィルターを用いたマーケティング>
[Creative-Briefは必要]
・ARフィルターは新しい体験ツールだが、基本には忠実に!!しっかりCreative-Briefに沿って戦略を。
└目的;ブランド認知/エンゲージメント/CVR増加??
└ターゲット;ペルソナを作ってターゲットを明確にする
└トーン;ブランドイメージ/ターゲットに即したトーンでのフィルター造成
└インサイト;顧客の行動を促すフレーズ/行動により達成される価値などの想定
└戦略設計;プロモーションの全体設計/戦略建て
[運用]
・実際に施策に落とし込む際には外部リソースと協業することで効果を最大化することを目指す
・チームアップにあたっては下記は少なくとも共有が必要
└行動を促す仕組み(提供ツール/ユーザストーリー/行動予測)
→ユーザはエフェクト/テキスト/画像/動画を用いて拡散するがフィルタがどれくらいの補完するか??
└役割分担(フィルターを構成する要素を作成する役割分担)
[効果測定]
・最後に、ARフィルタによる施策の効果測定をして、ブラッシュアップする必要
└PF(SNS)はフィルターにインプレッション/キャプチャ/シェアトレース、外部リンクと合わせてCVR検証
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