Teslaがロボタクを8/8に発表へ、低価格EVは棚上げ
Teslaが小型EVに関して低価格モデルでなくロボタクに資源を振る決定をしたと報じられています。
マスク氏もXで[8/8にロボタクをお披露目する]と表明しており、ハンドル/ペダル無しのTeslaロボタクがついに出てくることになりそうです。
1;Teslaによるロボタク開発と低価格EVの停止
4/5にイーロンマスク氏はロボタクに関して8/8のイベントで公表するとXに投稿。スペックやタイプなどの具体的な情報は確認できず。
後述のReuter報道に対してマスク氏は[Reuterは虚偽報道している]と主張していた
(Reuterの報道)
マスク氏のX投稿に先立ってReuterは[Teslaは25,000ドルの低価格EVを断念してロボタクシーに全力を注ぐ計画]と報じていた。報道は匿名情報筋と内部文書を引用し、[低コストEVを断念し、代わりに低価格EV向けプラットフォームを活用してロボタクシーに資源集中させる]と。
具体的には低価格EV開発で用いた小型EV-PFはロボタクの製造にシフトさせる。内部文書では[ロボタク推進を支持して従来の自動車PJ作業を中止する]ことが記載されている
2;マスク氏のロボタクへの言及
マスク氏は長きにわたって自動運転の実現を約束しており、ロボタクに関しても下記のように語っていた
-2016年;Teslaは17年末までに全米を自動運転で旅できると語る(実現できず…)
-2019年;20年に自動運転ライドシェアNWの一環としてロボタクを発売すると約束(これも実現できず…)
-2021年;24年にはハンドル/ペダルのない専用ロボタクが市場に登場する
Tesla車には、ADAS;Autopilotが標準装備されており12,000ドルで[FSD(Full-Self Drive)]の購入が可能。駐車機能/高速道路からのアクティブガイダンス/一部地域での自動運転などの完全自動運転に向けた機能が含まれる
3;そのほか
今回の決定に先立ってマスク氏は2モデル(低価格&ロボタク)両方を製造したかったが、外部環境/経営資源観点で絞らざるを得なかった…
-メキシコ;当初は2モデル製造を目指したが金利高騰を受けて断念
-テキサス;メキシコでの計画をシフト
-中国;競争力/優位性の維持に向けて、ベストセラーモデルの価格を引き下げを実施