EVgoのPlug&Charge対象が50モデルに拡大
米国で充電サービスを展開するEVgoがプラグ差込から即充電開始となるPlug&Chargeの対象が50モデルに拡大したとリリースしています。
今後、拡張の中でNACS対応も行う計画で、EV普及に向けての充電インフラ整備も徐々に業界勢力図が固まってきました。
1;EVgoの利便性拡大
4/8にEVgoは[Autocharge+プログラム]の進捗状況をリリース、50モデル以上のPlug&Charge対応EVが当該機能を利用できるようになった。
EVgo利用者は[アプリ/クレカ/RFIDへのアクセス不要]で[接続すれば即充電開始]が可能に。充電規格はCCSコネクタ&CCS-Combo1アダプタを使用する
[Autocharge+]は22/09にローンチし、GMのEVを皮切りに拡大を突けており同社によると2023年だけでAutocharge+利用の充電割合は前年比で2倍に、23/4Qの全充電セッションの約17%に貢献したとのこと
EVgoの充電担当上級副社長;Stacey Stewart氏は次のように述べている
-[米国でのEV普及のカギは、便利で合理的な充電体験の提供にあり、Autocharge+はまさにそれを実現する]
-[自動車メーカーと協力してEVモデルとの継続的な相互運用性テストを通じ、EVgoは全EVモデルを対象にユーザー充電体験を向上させ続ける]
2;Plug&Charge
Plug&Charge技術は実装自体は最近だが、企画自体は2014年にISO15118に導入され、いくつかの大手OEMも自社EVに当該技術を提供している
サードパーティであるEVgo/Blinkなどは自社充電NWに取込んで、より多くのモデルが簡単に接続して充電できるように準備
EVgoは、より多くのEVモデルへの適合拡大に加えて、Autocharge+によって2023年のOne&Done成功率が6%向上したとしている。また、Autocharge+機能が自社NW全体で利用可能になったときに、NACSコネクタにAutocharge+機能を確実に実装することを計画している