CRUISEが車いす対応ロボタクシーを発表
Cruise社が車いす利用者でも乗車可能なロボタクシーを発表し、10月から実証を開始するとのことです。
移動困難者への移動機能提供、ドンピシャな部分がついに実現しそうです。
1;Cruiseによるリリース
GM-CRUISEは9/14に車椅子利用可能な自動運転ロボタクシーのプロトタイプを公開し、自動運転車のクローズドコーステストが10月に始まるとリリース。[Cruise-WAV]と名称され、車両はCruise/GM/BraunAbility(&Q'Straint-PJ)による3年間の開発の成果とされる。
車両躯体/デザインは20/01にプロトタイプとして公開されたOrigin(オースティンとマイアミの公道でテスト中)にOriginに似ている
CEOのKyle VogtはXに、車両が縁石まで降下する様子/自動スロープ/ドッキング&フックによる固定などの機能紹介する動画をアップ
2;WAV;第1世代
Cruiseは今回の車両が第1世代であるとし、今後障害者コミュニティと協力して、将来の世代でさらに多くのユーザーがこの車両を利用できるようにすることが目標だと述べた。
今回は世界的にシェアの高い車いす[ペルモービルM][クォンタムQ6エッジ][SMクイッキーQ500/700M/Q7]を対象とし、手動車椅子はストラップを固定するために同伴者が必要になる場合がある
3;当局規制
Origin/WAVの商用化には当局による認証が必要なところ、ハンドル/ペダルのない自動運転車の製造/走行に係る申請を当局に実施。
CEOは[規制当局のゴーサインを得る段階に近づいている]とコメントするも、当局担当者は[GMの申請は目下検討中で、特に期限も区切っていない]とする
消息筋によると当局は9月に新たな規則制定を発表するとみられている。規制が出れば同様の車両を開発するAmazonにも追い風に。