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子どもと私はまったく別の存在である

双子男子の母、澄恵です。

私の妊娠中に
夫の先輩(男性)が、夫に絶対読むべきだと勧めた本。

さくらももこさんの妊娠〜出産までの
エッセイです。

漫画に描けない壮絶な便秘や
全身を襲うかゆみなど
抱腹絶倒です。

この本で一番心に残ったのは、子どもと自分は別の存在と気づいたこと

ももこさんは赤ちゃんを産んだ瞬間に
赤ちゃんは「自分の子ども」というのではなく
「全く別の存在」、別の魂とわかったそうです。

子どもの魂は、どこか宇宙空間からやってきて
赤ちゃんという器の中に入ったような感覚。
(本を手放したのでうろ覚え)

この感覚、妊娠中に
なぜかすっと腹落ちしました。

肉体的、遺伝子的には、私と夫の子どもであり、
一卵性双生児なので
遺伝子の配列が全て同じ男の子が二人産まれます。

でも子どもの中に入っている魂は
私や夫とは違う存在。

そして一卵性の双子といえど
中身は全くの別人が産まれる
のだろうなと。

さて、実際、双子が生まれた瞬間
やはり彼らは別人でした。
見た目も声もそっくりで区別つかなかったけど。

この感覚は今でもずーっと感じています。

そして、いろいろな瞬間に
非常に生きてきます。

他人は変えられない。子どもも変えられない。

仕事仲間も取引先もお客様も、友達も。
親はもちろん兄弟も夫も変えられない。
変えられるのは自分だけ。

その原則みたいなものは、
当然子どもにもあてはまる。
自分の子どもだけ、変えられるというのは
おそらく、おこがましい。

子どもが思い通りになるなんてありえないし、
その通りにならなくても仕方ないなぁと
半ば最初から諦め、過度に期待しなくなりました。

もちろん、腹の立つこともありますが、
この原則を思い出すと、
少しだけ、少しだけ、
溜飲の下がるような?

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