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portus
たらこスパゲッティと子供の笑顔に救われた日
最近、身内の不幸が続いて頭がぼーっとする。
こんな事ってあるんだなあって、ぼやーっと思っている。
詳しくは書いてもなって思うので、心にしまって置きますが、どうしても4年前の父の時を思い出してしまう。
父の事というより、その時の家族の顔を。
おばあちゃんの言った「悔しい」
おじさんの言った「なんでこの日なんかな」
おじいちゃんの静かに泣く姿、
妹の顔、弟の顔、みんなの泣き顔。
その時の自分の感情はぼやーっとしてるけど、
火葬する時に『やめて!』って思ってたなって思い出す。
父の形が消えてしまうのが悲しかった。
目が覚めない父の顔を見て、愛おしく感じて、ずっと見ていたかった。
触っていたかった。
残しておきたかった。
ここ数日、そんな事を色々と思い出して、感情を言葉にできなくて、ひたすら涙が出て苦しかった。
朝起きたら、なんだか身体が重くて、ああもう無理ってなった。
生きるってつらいなあって。
でも、昨日の夕方からピアノのレッスンで子供に接している内に少し気持ちが上向きになって。(私、ピアノを教えています)
そしたら今日のお昼、コンビニのたらこスパゲッティを食べたくなって、あのセブンの大きいやつを平らげて、今日またレッスンして。
そしたら、驚く程に気分が前向きになってた。
子供の無邪気な表情、きらきらした目、楽しそうな顔、緊張気味の顔、何より無条件なかわいさ。
ああ、救われたって思った。
サービスを提供する側なのに救われてごめんなさい。
癒やされてごめんなさい。
助けられました。
セブンのたらこスパゲッティも、ありがとう。
ぽっかりした心と脳みそを埋めるには十分すぎる量でした。
スパゲッティを食らっているのだ!と感じられるソースの行き届かない感が、今日の私には必要でした。
もさもさ食べるの最高だ。
そんなこんなで、私は元気です。
すずこ