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脳の仕組み part3
意識
人間の脳には3つの機能があります。
意識
無意識
潜在意識 です。
① 意識
意識は更に「認知」「照合」「評価」「判断」の4つに分けられます。
認知:
五感を通して得た情報を認識し、無意識レベルに落し込み、その情報を蓄積していきます。ただしその情報は「不完全なもの」と認識しておく必要があります。
照合:
ある状況や情報を認識したときに、過去と同じような体験があったかどうかを確認し、関連付けようとします。特に「楽しい」「恥ずかしい」「悲しい」などの感情を伴った体験は記憶に残りやすく、照合に多く使用されます。
評価:
照合した結果「その情報は役立つか?役立たないのか?」「為になるか?ならないか?」など自分に問いかけて答えを出そうとします。
判断:
認知した情報を過去の体験と照合して評価した後、自分の行動や考えを決定します。
つまり意識的に判断するには、過去にどのような体験をしたかが「鍵」になっているということです。
人の行動や考え方は95%以上が「無意識」に判断していて、残り5%の意識的な行動や考え方が「無意識」に蓄積されていき、それらが判断材料になっています。
下記の記事で時間は「未来(将来)から現在」に流れていると書きました。
https://tadamitsu.com/archives/219
人間の脳は常に過去の記憶と照合し、判断しています。しかし「夢や目標」は、まだ達成されていない未来のものですから、過去の情報では最適な判断が出来ません。
判断する際に照合する記憶を「過去から未来(将来)」に書き換え、夢や目標を達成するために必要な適したものに変えて行く必要があります。
「楽しい」「恥ずかしい」「悲しい」など感情を伴った体験は記憶に残りやすく、照合に使われます。
つまり、「夢や目標」を達成したかのようなイメージを持ち「楽しい」感情を思い浮かべれば、照合に使われるようになります。
すると、判断基準は「過去から未来(将来)」に変わり、「無意識」に判断している95%が目標に向かって動き出します。
人間の脳は【意識】と【無意識】の両方を持ち合わせています。まずは、意識を未来へ向けてみてください☆
意識が変われば無意識が変わり、95%の無意識は今いる現状をガラリと変えてくれます。是非実践してみてください。
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