【⚽️日本サッカーを愛そう】【完全妄想】静岡スーパーリーグの参加チームを考えてみた!!
始めに言っておくが私は決して暇ではない。
ただ、
静岡サッカーの復権についてあれやこれやと考えをめぐらすうちに静岡スーパーリーグなるものに妄想が膨らみ、止まらなくなった。
世界が注目する(はずの)静岡スーパーリーグ。
県内のサッカーチームがリーグ戦を戦い、年間王者を決める。
現時点で参加数は磐田、清水を軸に12チームにものぼった。いずれも個性的な素晴らしいチームばかりだ。
ここでは各チームの特徴、および構築状況を解説する。
最後までついてきて欲しい(笑)。
■ジュビロ磐田(磐田市)
Jリーグ制覇3度を誇るジュビロがいち早く参戦を決めた。
記者会見で意気込みを聞かれた浜浦社長は「県内なら磐田のイントネーションを間違われずに済むから嬉しい」と発言して会場をざわつかせた。
また新リーグ用にジュビロくんの恋敵役として「翔(しょう)」と名乗る新キャラを用意しているとの噂も。
かなりのイケメンで底抜けに明るく情熱的、スピーディ&トリッキーな動きが魅力な鳥とされているが果たして・・・こちらにも注目だ。
■清水エスパルス(清水区)
ジュビロに続いてもちろんエスパルスも参加を表明した。
静岡サッカー界において清水の存在は不可欠!とばかりに初代王者に意欲を燃やす。
地元企業のサポートはさらに増える見込みで、今回新たに「さくらプロダクション」がスポンサーに加わった。
具体的な提供金額は明らかにされていないが、前半終了時にキートン山田氏の声で「後半へつづく」とのナレーションが入るオプション付きだ。
磐田のヒロシと言えば名波氏を指すが、清水のヒロシと言えばさくらヒロシが定着するか。
定評ある清水のマーケティング手腕にも注目したい。
■藤枝MYFC(藤枝市)
勢いに乗るMYFCももちろん参戦する。
県内においてサッカーを最も愛する市民であることを証明するため、特にJリーグで先輩風を吹かす清水、磐田に対して並々ならぬ闘志を燃やす。
目下の課題は最寄駅からスタジアムが遠くいことだが「朝ラー食って歩け」とこちらに対しても強気な姿勢を崩さない。
また、
朝ラーと同じくらい愛して止まない”けんみんビーフン”を、MYFC的汁なしラーメンすなわち「マイラー」と略したがこれについては一向に定着していない。
いずれにせよ走って走って走りまくる攻撃的サッカーが再び静岡に活力をもたらすか、注目したい。
■アスルクラロ沼津(沼津市)
ゴン監督で話題を集める沼津ももちろん参戦する。
記者会見で、磐田に対抗した高島社長が「県内なら愛鷹をちゃんと”あしたか”と読んでもらえるから嬉しい」と述べたが、記者のほとんどが認識しておらず「え、あいたかじゃないの?」と会場をざわつかせた。
最大の目玉は、地元沼津が生んだ天才・小野伸二の入閣だろう。選手とコーチを兼任する想定で、文字通り沼津の顔になる。
長らくラブライブ!の恩恵を受けて知名度を保ってきた沼津だが、最近ではゆるキャン△などに話題を持っていかれつつあり、危機感を示す声も多い。
小野伸二の人気を最大限に活かすため、一部関係者から「これからは一休さんで推そう」という声が挙がっているがサポーターの猛反対にあっている。
■Honda FC(浜松市)
ジュビロ磐田に並々ならぬ対抗意識を燃やしている本田技研工業もリーグ参戦を表明した。
かつて天竜川決戦と呼ばれたヤマハ発動機との一戦は日本サッカー史上最古のダービーだと言われている。
スタンドに大量の楽器を持ち込んでブラスバンド演奏するヤマハに対し、本田はF1マシンを持ち込んでエンジンを掻き鳴らし、両者の爆音で天竜川が氾濫したという逸話があるが恐らくこれは嘘だろう。
とにもかくにも、
静岡スーパーリーグも特例としてこの一戦だけは「本田技研工業vsヤマハ発動機」として興行を行うことを決めた。
また、Hondaの代名詞でもあるジャイキリという言葉はこのリーグにおいては禁句扱いされている。
■藤枝ブルックス(藤枝市)
藤枝市役所、藤枝東OB、藤枝明誠OBを中心としたメンバーでブルックスが復活する!
メインスポンサーには中央防犯が復活し、セキュリティ会社らしくシーズン失点ゼロを目標に掲げる。
大井健太郎、長谷部誠らがチームに合流する見込みで、8枚のディフェンスの前に長谷部を置く8-1-1のシステムを準備している。
ワントップが誰になるのかに注目が集まっており、親戚関係にある福岡からルキアンを獲得するか、あるいは遠野大弥を川崎から引き抜くかと噂されているがいずれもジュビロやHondaの猛反対に合っている。
しばらくワントップ問題は続きそうだ。
■浜松PJMフューチャーズ(浜松市)
ブルックスが復活するなら我々も!と満を持して狼煙を上げたのがPJMフューチャーズ。こちらは浜名OB、浜松開誠館OB、常葉大OBの選手が中心となる予定だ。
かつてマラドーナ獲得を目指したPJMが次に狙う大物はもちろんリオネル・メッシ。
現在関係者が浜松中を走り回って60億の資金を集めていると噂されるが、ブラジル色の強い浜松において高額のアルゼンチンプレイヤーを迎え入れることに否定的な意見も多い。
「間を取って鳥栖から選手を。」という意見が出ているが、「どこの間なのか説明すべき」と、佐賀方面から猛反発を受けておりこちらも難航している模様。
ちなみにPJMのPはパルパル、Jは治一郎、Mはメイワンの頭文字である。
その昔、Mは松菱のMであると主張する人もいたが松菱の経営破綻を経てこの問題は解決した。
■静岡学園OB(静岡市)
この構想に井田総監督が名乗りをあげた!
毎年200人超の部員を抱える静学。そのOBの中から井田監督が推薦する選りすぐりの選手たちがチームに参加する。
目玉はやはりカズの入団だろう。
井田監督は「選手である以上、同じように裏山を走らせる」と息巻いており現在55歳のカズが”ドリーム”と呼ばれるそのトレーニングについていけるかに注目が集まる。
また一方で、
実に楽しそうにボールをこねくり回す様は「エッチすぎる!」と一部父兄の間からクレームが入るほどで、サッカー史上初のR指定チームになる可能性がある。
■さわやかFC(掛川市)
藤枝、磐田に挟まれてサッカー不毛の地と言われていた菊川、掛川、袋井に待望のサッカーチームが誕生する。
スポンサーはみんな大好き「さわやか」だ。
チームの方針として県外のAWAYには絶対に行かないという強いポリシーがあったが県内リーグなら大丈夫、と今回の参戦が決まった。
選手入場の際に、サポーターがタオマフではなく牛の鉄板を掲げる様は圧巻。またホーム側をオニオンソース、アウェイ側をデミグラスソースと呼ぶなど早くも独自の文化が根付いている。
実はホームタウンを選定する際に、本社のある袋井か、1号店のある菊川かで揉めていたのだが”シュート!”の作者である大島先生が間を取り持ち「SMAPがまた来るかもしれないから」と、無さそうな発言をして掛川市に落ち着いた。
■SCコンコルド(静岡市)
個性的なCMとサブリミナル効果で一気に静岡を象徴するブランドになったコンコルドがスーパーリーグに参戦する。
スタジアムをアミューズメントパーク化する構想をぶち上げサッカー界の常識に一石を投じたが、Match dayは確変が起きやすいと噂になり試合当日は併設されたパチンコ施設に大人たちが殺到するなど、そっち側のアミューズメントパークと化している。
そもそも”SC”がサッカークラブの略なのかスロットクラブの略なのかが釈然としないが、今のところクラブからの正式な回答は無い。
ちなみにサポクラ会員になると明らかに出玉の確率が上がり、通称”コンコルゲン”と呼ばれるサポーターの数は既に磐田、清水を超えた。
■どんどんランチスター(清水区)
「どんどん?」でお馴染みのお姉さんが社長兼フットボールダイレクターを務める新球団が誕生する。
お弁当会社らしくデーゲームのスタグル弁当にかなり力を入れており、その種類と味はリーグNo.1との呼び声も高い。
ランチという特性上ナイトゲームになると品数が途端に少なくなるが、ハーフタイムに買いに行くと5割引きの弁当がゲットできると一部のサポーターには根強い人気を誇る。
肝心のチーム構成だが謎が多い。
N-BOXにならってLUNCH-BOXというシステムを考案したがLUNCHが誰を指すのかが不明確であり揉めている、との情報がある。
ちなみに長年CMを務めてきたお姉さんが引退してしまうため、2代目お姉さん役を広瀬すずが務めることが先日発表された。
■山田トゥモローズ(静岡市)
今回一番のサプライズだったのが山田トゥモローズだ。
若い世代にはなんのこっちゃか分からないが往年のファンの絶大な後押しを受けてリーグ参加を実現した。
通常2万円は下らないオーセンティックユニフォームだが、制服会社の特権を活かしてなんと3,980円で提供する。
購入者からは「なんだか生地が学ランっぽい」とあまり評判は良くないが、「オレたちには明日もあるが掟もあるからしょうがない」とサポーターは理解を示しており、今のところ大きな問題にはなっていないようだ。
社長兼監督兼キャプテンとしてジュビロ磐田から山田大記を引き抜こうと画策するが果たしてうまくいくか。
ちなみにチャントは1種類しかなく、練習用として以下の動画が紹介されている。
■準加盟チーム(伊豆)
今回の静岡スーパーリーグ構想において伊豆半島のチームが一つも無いことについて疑問の声が挙がっている。
当初は、
カワヅセレッソ伊豆、ザスパシモダ伊豆という2つのチームが設立される予定だったが、いずれもネーミングにオリジナリティが無いという理由で見送られてしまった。
更に、
tvk(テレビ神奈川)が映るのをいいことにキックオフFマリノスの隠れ視聴層が少なからずおり、「まず先に神奈川の電波を止めるべき!」との声も挙がっていて念願の加盟にはまだ時間がかかりそうだ。
■・・・あれから20年
Jリーグ31年目のシーズンに発足した静岡スーパーリーグは今年20周年を迎えた。
高いレベルとオリジナリティで独自の進化を遂げたリーグは徐々に世界の注目を集め、
現在ではUEFAチャンピオンズリーグ、ABEMA Mリーグと並んで世界3大リーグのひとつに数えられるほどになった。
注目を浴びたことで資金と人材の流入が増え、静岡サッカーの復興にかなり多くの影響を及ぼすこととなった。
この20年間でジュビロ磐田はJ1優勝5回。清水もまた念願のJ1制覇を成し遂げた。
今では藤枝、沼津を含めた4チームがJ1常連となっており、全国からも多くのサッカーファンが訪れる。
また高校サッカーにおいても変化が出てきており、この20年間で冬の選手権優勝8回、準優勝5回とかつての隆盛を完全に取り戻した。
事実上 山田トゥモローズの下部組織になっている青森山田高が新たに静岡山田高を設立するなど、ますます県予選を勝ち抜くことが難しくなっており、「静岡を制するものは全国を制す」という言葉が改めて定着した。
さて、
リーグ設立当初は参加チームが無かった伊豆地方だが熱海、伊東を巻き込んで一大ホームタウンを結成し、伊豆半島ホットスパー(通称スパーズ)を設立、念願のリーグ加盟を果たしている。
相変わらずチーム名にオリジナリティは無かったが、トッテナムのユニフォームにある「AIA」が、「熱海・伊東・熱海」を示しているから大体親戚、という謎の理論により何とか加入が承認された。
ちなみにホットスパーのスパーはspurであり、温泉を示すspaとは違う意味になるが、関係者が気付いているかは定かではない。
様々な紆余曲折を経ながらも、静岡スーパーリーグはこれからも進化していく。
静岡サッカーに幸あれ。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事は全てフィクション(妄想)です。
伊豆の皆さんオチ扱いですみませんでした。ちなみに僕はアニマルキングダムでキリンに餌をあげるのが大好きです!