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【週刊ユース分析】大学経由のパリ世代を探る!!パート2!!
先週は、パリ五輪世代である2021年度の大学1年生(2024年に22歳)について、注目選手を6名ほど挙げさせていただきました。
もちろん!たったの6名で収まるわけはないので、今回第2弾としてまた調査したいと思います。
例によってこちらのツイートを軸に。
【宝庫✨】
— 鈴木意斗 / ジュビロ磐田とユースnote (@Boku2nd_ito) September 23, 2021
個人的注目の大学1年生。
🥇田中(鳥栖→明治)
🥈田村(柏→筑波)
🥉神橋(川崎→早稲田)
安斎(山田→早稲田)
中村(横浜M→法政)
馬場(磐田→明治)
光田(名古屋→早稲田)
後藤(清水→順天)
熊取谷(浜松開→明治)
藤井(流経柏→流経)
青島(清水→流経)#サッカー
■MF 光田 脩人選手 (名古屋U-18 →早稲田大)
2019年度プレミアWESTを制したチームの中心選手(当時2年生)。
光田選手も絶対にトップ昇格するとみていた選手の一人でした。それだけ名古屋は選手の層が厚いのか。。。
進路先は名門・早稲田。持ち味はドリブル。先週取り上げた青森山田卒の安斎颯馬選手と共に1年生ながらリーグ戦に絡んでいるようですね。外池監督の期待も大きそうです。
そして、2019年のチャンピオンシップで光田選手擁する名古屋倒し、プレミアを制したのがEASTチャンピオンの青森山田。そこにいたのが安斎選手という訳です。
漫画のようなストーリー。注目ですね。
■GK 後藤 佑介選手 (清水ユース →順天堂大)
順天堂大といえば、2021年の天皇杯でFC東京を破ったジャイキリが印象的です。その時ゴールマウスを守っていたのが1年生の後藤選手。
身長183cmとキーパーにしては決してビッグマンではありませんが、身体能力でユース時代から安定していましたね。
世代には鈴木彩艶選手(浦和)を始めライバルがとても多いのですが、名門校に入部してすぐ正GKって他のポジションより凄いことだと思うんですよね。それだけ特別な何かを持っているという事。
経験が問われるポジションのためやはりプロで活躍している方がアピールは高いのですが、3年あれば何が起こるかわかりません。伸びしろ十分。期待したいと思います。
■MF 熊取谷 一星選手 (浜松開誠館 →明治大)
実は今回、最も紹介したかった選手と言っても過言ではありません。
浜松開誠館高校出身で、2018年には1年生ながら10番を付けて選手権出場。しかしながらその後は静岡学園や藤枝明誠の影に隠れ全国的な知名度は一段劣るかもしれません。
が、静岡県内では超有名だった選手。
明治に入った時点で「やはり!」と思いましたが、期待を上回るスピードで活躍していますね。法政との大一番でスタメン出場を果たしています!
【速報:関東大学サッカーリーグ戦第19節 vs法政大学】
— 明治大学体育会サッカー部 (@meidaisoccer) October 9, 2021
@会場非公開
14:00 kick off
《スタート》
1青嶋、32村上、4石井、3丸山、8木村、14田中克、2岡庭、28熊取谷、15林、20太田、11藤原
《サブ》
60遠藤、19徳永、12福田、7西矢、25松原、33白圡、17倉俣、31中村、29馬場 pic.twitter.com/S5PV9ZbFdD
それだけではなく、先制点!
【速報:関東大学サッカーリーグ戦第19節 vs法政大学】
— 明治大学体育会サッカー部 (@meidaisoccer) October 9, 2021
前半39分 ⚽️28熊取谷 1-0 pic.twitter.com/X9GXZ9ZwJN
前に紹介した早稲田の安斎選手、光田選手。順天堂の後藤選手と並んで、最も結果を出している1年生の一人ではないでしょうか。
浜松開誠館 →明治大といえばヴァンフォーレ甲府の須貝選手(山梨県中央市出身)が前例としてありますが、熊取谷選手は浜松市出身。
磐田ファンとしては期待せずにはいられませんね!点滅した信号は渡らないと決めた熊取谷選手(note参照)。マストチェックです!!!
※note参照
■MF 藤井 海和選手 (流経大柏 →流経大)
高校1年生から名門校の主力として活躍。高卒プロの夢はかないませんでしたが大学での躍進を誓います。
と思っていたらこちらもレギュラーを掴みかけているようですね!流経大の場合は、少数精鋭の明治と違って部員数が200名超ですから。。。
その中でのレギュラー奪取はさすがとしか言いようがありません。
調べてみるとスタメンのほぼ全員が4年生。藤井選手が特出していることが良くわかりますね。
高校2,3年生の選手権、それから高卒プロの目標が破れて入った大学で再びブレイクする可能性は大。そのまま代表へと上り詰めるかもしれません!
■MF 青島 健大選手 (清水ユース →流経大)
藤井選手と同じく流経大からもう一人。強豪・清水ユースの元10番。青島選手です。
順天堂大の後藤選手とはもとチームメイト。それから清水エスパルスにトップ昇格し、現在SC相模原でレンタル修行中の成岡選手とは中盤の2枚看板でした。
運動量+得点力の理想的な中盤の選手。さらに底なしの静岡愛。部員数200超の流経大サッカー部ですが、埋もれてしまう個性ではないでしょう。
流経のプリンス藤井選手と中盤を成す日を待ちたいと思います!!
■最後に、
前回も述べましたが2021年度大学1年生の世代はパリ五輪中は大学4年生になっています。大学から代表に選ばれるハードルを考えると、かつての上田選手(法政→鹿島)のように中退してプロ入りする選手が出てくるかもしれませんね。
見方を変えるとそれだけレベルが高いです。
特に今回紹介した選手は1年生ながらすでにスタメンに名を連ねている選手が多く、プロ入りする可能性が高い選手ばかりだと思います。
学生時代は3年もあれば心も体も別人のように成長しますから(私は悪い方に成長しましたが・・・(笑))、各大学の発信に注目しながら、「その時」を待ちたいと思います。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!