【東北グルメ】白龍(パイロン)の「盛岡じゃじゃ麺」
こんにちは!
昨日、日帰りで岩手県盛岡市に行ってきました。
思いがけず用事が早く終わり、時間がとれたので盛岡市街地を「街あるき」してきました。
何回かに分けて「ご当地グルメ」「レトロな建物」「素敵な本屋さん・ギャラリー」など、noteに綴っていきたいと思います。
(私、岩手生まれなものの盛岡ではないので、「一人の観光客の視点」で書いていきます。これから盛岡に行かれる方や興味がある方の参考になれば幸いです)
ご当地グルメ「盛岡じゃじゃ麺」
盛岡には「わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」といった、三大麺と呼ばれる「ご当地グルメ」があります。
行くたびに何を食べるか迷ってしまうのですが、今回は「盛岡じゃじゃ麺」を食べることにしました。
「盛岡じゃじゃ麺」は、茹でたうどんの麵の上に、肉みそとキュウリ、ネギが乗っています。食べ終わった後は卵を割り入れ、ゆで汁を加えて卵スープ「チータンタン」でしめます。
なぜ、盛岡にじゃじゃ麺があるのかというと、戦時中に、一人の男性が、中国東北部で食べた味を持ち帰り、日本人好みにアレンジして売り出したことがきっかけだそうです。
元祖・発祥の店「白龍(パイロン)」へ
12時30分ごろに、「白龍(パイロン)」さんへ。
盛岡じゃじゃ麺の元祖・発祥の店です。
店内は、4人掛けテーブル席3つ、カウンター席10席あるかないか。平日のこの日、周辺には官公庁や会社が多いのもあり、サラリーマンで満席でした。
お店の外で(撮影しながら)10分ほど待ち、入店しカウンター席に座りました。
(ホール担当の店員さんに「ごめんなさいね~」と申し訳なさそうに謝られましたが、じゃじゃ麺を食べたくてたまらなかったので、待ち時間はあまり気になりませんでした(笑))
「じゃじゃ麺」は、小・中・大の3つのサイズから選びます。
(特大もあるとか…)
前回、かれこれ8年前に行った時、「中」サイズを食べ切れず夫に食べてもらったことを思い出し、今回は小にしました。
【じゃじゃ麺(小)510円(税込)】
ゆでたてのまだ温かい、うどんに肉みそを絡めていただきます。
程よくピリッと辛い肉みそに、シャキシャキの新鮮なキュウリとネギの相性がいい感じです。
さらに、テーブル席にもカウンター席にも、塩、コショウ、ラー油、酢などの調味料が置いてあるので、好みの味にカスタマイズできます。
私は、ラー油と酢を入れてみました。
食べ終わった後は、席に置いてある生卵を器に割り入れ、かき混ぜ…。「チータンお願いします」と店員さんに渡します。
すると、麺のゆで汁を入れてくれて、しめの卵スープ「チータンタン」が出来上がります。
【チータンタン 50円(税込)】
チータンタンを頼む時は、肉みそをはじめ、具材の追加が可能です。
店内のお客さんたちは常連さんが多いようで、チータンタンを頼む時に「野菜多めで!」「味噌追加で!」「ネギ入れて下さい!」と、それぞれリクエストしていました。
ちなみに…私がチータンタンを食べ始めた時、目の前の調理場にいたベテラン店員さんが「塩、コショウ、ラー油を入れると美味しいですよ~」とアドバイスをくれました!
(じゃじゃ麺やチータンタンの写真を撮ったり、チータンを頼む時にぎこちなかったので、観光客とモロバレだったんですね(笑))
塩、コショウ、ラー油でより味わい深くなりましたよ!
店員さんの親切に感謝です。
このお店、壁に「食べ方」が貼ってあったり、わからなそうにしていると店員さんが声をかけてくれたりと、とても親切。
初めての方でも安心して行ける店と、感じました。
お店の周辺の風景
「白龍(パイロン)」の店舗は、南部藩の総鎮守・櫻山神社のたもとにあります。
櫻山神社に行くとなぜか心が落ち着くので、盛岡に行くと必ず立ち寄るスポットです。
七夕飾りが飾られていて涼し気な風景でした。
神社の周辺には白龍(パイロン)の他、喫茶店や雑貨屋さんなどチェーン店ではない、地元のお店が並んでいます。
盛岡に行かれた時はぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※この記事を書くにあたり、(公財)盛岡観光コンベンション協会 様のHPを参考にさせていただきました