【東北おでかけ】「猫は家族の一員」猫碑の台数が全国トップの町・宮城県丸森町
昨日、お雛様を見に行った丸森町(まるもりまち)。
昔から「猫」をとても大切にしてきた町でもあります。
その証拠に猫の供養のために建てられた「猫碑」が74基あり、その数は何と全国トップを誇ります。(宮城県発行『みやぎ・仙台 日本一!百選』より)
私はそのことを知らずに、豪商・齋理屋敷のお雛様を見に行ったのですが、展示会場内で職員さん(?)に教えてもらい知りました。
丸森町は、昔から蚕を育てる養蚕が盛んでした。それゆえに蚕の天敵である鼠を退治してくれる猫は、大切にされていて、猫が死ぬと「猫碑」を建てていたそうです。「猫は10年は生きるから、すっかり家族の一員なんだよね」という言葉が印象的でした。
そこで、猫好きの私は「猫碑」を見たくなりました。早速、観光案内所で猫碑マップをもらい、8基保有しているという「西円寺」に行ってみました。
なかなか見つけられずにさまよっていたら、親切にもお寺の方が声をかけてくれました!
おかげさまで見ることができました。
写真だと、若干見えずらいかもしれませんが、猫が彫られています。
下の写真は明治26年建立の碑で、よく見ると首にリボンが付いています。このおしゃれな猫ちゃんは、「(豪商)齋理屋敷の猫ではないか」と言われているとか。
確かに、あの豪華なお雛様を見た後だと、納得してしまいます。
お寺には各地から猫好きさんが訪れたり、メディアの取材が入ることも多いそうです。
帰りに町の産直に寄ると、猫をモチーフにしたお土産が色々売っていました。
町内のカフェで出しているクッキーとコーヒー「猫神様ブレンド」を購入しました。
金運上がるといいな~
今回は時間がなかったので一ヶ所だけでしたが、猫碑を探し歩くのも楽しいかも…
ツアーもあるようです。
http://marumori.jp/spot/necogamisama/
(丸森町観光案内所HPより)
丸森町に行き、昔から伝わるものをとても大切にしている印象を感じました。また観光施設や案内所の職員さんやお寺の方もとても親切で、一観光客に色々と教えてくれました。また行ってみたいと思える町でした。