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いつもの日常と夫の作った煮卵とかホチキスとか。

8月30日。
今日も、何気ない一日のことをつらつらと。

本当は、昨日ちょっとしたお出かけをして、それがとても素敵な体験だったので、ぜひともそのことをnoteに書きたかったのだけれど、その素敵な体験は大切に言葉にしたいからこそ、逆になかなかすらっと文章を書き出すことができずに一晩経ってしまった。
私には普段からそういうところがある(大切なことを書くときこそ慎重になってしまうというか)。

ということで、あまり気負いせず書ける今日のこと、日常のことを先に綴ろうと思う。

いつもの朝のあれこれ


今日は火曜日ということで、子どもたちは平日いつもそうであるように、朝の8時には学校へ向けて出発する。今日はサラサラと小雨が降っていて、二人とも傘を持って出た。

子どもたちを送り出したあとの私の動きは、いつも大体同じである。

まずは子どもたちの身支度でバタバタした感じの自分を落ち着かせようと、リビングの椅子に座ってスマホをいじったり、軽く本を読んだりする。今日は短く、10分くらいだったろうか。

そのあと、家全体に掃除機をかける前に、かけやすいように床に転がっているものを拾って回る作業。子どもたちが脱ぎ捨てたパジャマやら、小さいレゴブロックやら、何故か片っぽだけの靴下やら。掃除機をかけ終わると、起床と同時に仕掛けた洗濯物がちょうど出来上がってきている。タオル類はそのまま乾燥モードへ移し、乾燥で縮んでは困る衣類は外に出してハンガーにかける。今日は小雨が降っているので、ベランダではなく浴室に衣類をかけて乾燥することにした。これで朝の簡単な家事は終わりだ。

今日はここで朝ご飯にすることにした。
普段からこのタイミングで朝ご飯にすることもあれば、お腹が空いていないときはそのままお昼まで何も食べないこともあるのだけれど、今日はぜひとも食べたい朝ご飯が私を待っていた。

昨日の夜、夫が煮卵を仕込んでくれていたのでだ。

夫の作った煮卵をいただく


ほんの数日前から、夫が突然料理に興味を持ち出した。

ここ数ヶ月在宅勤務が多い夫が、家にいる時間をもっと楽しめたらいいなという発想のもと、色々思いを巡らせていたらしいのだけれど、結果的に、「簡単な男飯」的なものを作ってもっと食を楽しむというのはどうか、という考えに至ったらしい。

そしていざ思い立ったら実行が早い彼は、数日前に初めての「男飯」として焼きピーマンのおひたしを作っていた。私も少し分けてもらったのだけれど、なかなか美味しかった。

自分以外の人がおかず的なものを作ってくれて、それが冷蔵庫の常備菜みたいになっている状態というのは、私にとっても大歓迎だ(夫は自分が作ってみたいものを基本作っているのだけれど、快く私にも食べさせてくれる)。何より夫が新しい挑戦をしている様子が楽しそうでよかったなぁと思う。

そんなこんなで数日前に始まった夫のプチ料理だったのだけれど、今回はその第二弾として、最近インスタやTwitterなどで話題の爆弾たまご的な、とろとろ煮たまご的なものに挑戦することにしたらしい。その調理作業をしたのが昨晩で、ちょうど一晩寝かせて、今日の朝には特製だれの味が染み込んだ煮卵が食せるというタイミングだった。

この爆弾たまご(いろんな呼び方があるみたいだけれど)、実は私も一度食べて見たかったメニューで、自分で作っても良かったのだけれど、なんとなくここまで機会がなかったのだ。ということで、今回夫が作って私にも分けてくれるということで、私自身も楽しみにしていたのだ。昨夜の調理では、私も特製だれネギを切る作業だけ助っ人をしつつ、残りの作業は夫にお任せして、あとは出来上がりを待つばかりだった。

今朝一足先に卵を食べた夫曰く、「ちょっと煮る時間が長かったかなって感じだけど、味は美味しかった!」ということだったので、今朝の起床から楽しみにしていた。当の夫はというと今日も在宅勤務で、私は夫に断ってから冷蔵庫に保存されている卵をご飯に乗せていただいた。

うん!美味しい!
確かにネットとかで見たとろとろ煮卵の様子からすると、ちょっと固茹で気味になっていてとろとろ少なかったけれど、たれはよく沁みていて、白米とよく合った。夫は卵の茹で具合に少し悔しそうにしていたけれど、「今回は初めてなんだし!これでどんな感じかわかったから、次回に活かせるじゃん!」と伝えると、うんうんと頷いていた。美味しかったので、夫にことわってパクパクと卵二つをいただいた。いい朝ご飯だった。

濃厚な卵を二個も食べて、なんとなく喉が渇いた感じがあったので、予定にはなかったけれど、ティーバッグで暖かい紅茶を入れた。牛乳と黒砂糖もたっぷりと。

私は雨で少し暗くなった外を見ながら温かい飲み物を飲む行為が好きで、今日もそれを満喫していたのだけれど、紅茶が終わる頃には、どうやら雨が止んだらしく、外が少し明るみを増していた。これから軽く外出予定で、久々に雨の中を散歩できるかなと思っていたので、雨が止んでしまって少し残念だった。

いつもとは違う道を歩いてみたり


それから身支度をして、外に出た。夫は作業部屋でzoom会議をしていた。外はまだ軽い霧雨がぱらついている感じもあったけれど、傘をさす必要のない程度だった。

今日は駅前のスーパで小2年の次男の学用品の買い出しだ。
夏休みが終わる前にも子どもたちと学用品の補充の買い出しに行ったのに、次男が新学期早々もらってきたプリントに、さらにいくつか買い足さなければならないアイテムが記載されていたのだ。

ホチキス、4B鉛筆、木工用ボンド、三角定規。大して特別なものではないのだけれど、自宅にあるかと言ったら、ない。そして近くのコンビニに売っているかというと、微妙に売っていない(ホチキスとボンドくらいならあるかもしれないが)。しかもプリントを見ると、明日の図工の時間に持ってきてくださいとのことで、今日買いにいくしかない。

この買い物がなければ、今日は一日自宅で過ごすつもりだったので、若干複雑な心境だ。でもどうせ外出するのならば、自分なりにテンションの上がるポイントを作っておこうと、駅前の図書館に寄ることにした。本好きな私にとって、図書館はいつ何回行っても心地良くワクワクする場所だ。

さらに今日はスーパーに向かう前に、家の近くのコンビニに寄ることにした。目的は買い物ではなく、写真の現像だ。数日前に遠方に住む祖母と電話をしたときに、最近の子どもたちの写真を送る約束をしたのだ。もう90歳を越えた祖母はスマホで細かい作業は難しいので、「写真を送る」と言っても、若者同士パッと写メをして終わり、とはいかない。写真をちゃんと現像して手紙とともに送ることにした。

コンビニで無事に写真を何枚か印刷した後、駅前に向かって歩き出した。昨日も駅前に出たばかりだ。駅が徒歩圏内で使いやすいのはいいのだけれど、毎日同じ道を歩くには若干飽きがきたりもする。今日はいつも使う最短ルートではなく、少し遠回りになるけれど、いつもとは違う道を選んで歩いた。時間はかかるけれど、新鮮味があっていい選択だった。

ホチキスに衝撃を受けたり


駅に着いたら、まずは真っ先にスーパーに行って、必要な学用品を購入した。

衝撃だったのはホチキスの値段の高さ!なんと700円もしたのだ。
一番安いものだと400円くらいのものもあったけれど(それでも高い気がするが…)、なぜ700円のものを選んだかというと「お子さんも使いやすいキッズ専用!」というキャッチコピーがパッケージについており、実際見た目からして、子どもの手のサイズに馴染むような大きさと形に工夫されているのが見てとれたからだ。

購入に至るまでの数分間、ホチキス売り場で素早く頭を回転させた。

このホチキスを手にするのは小学2年の次男なので、きっとこちらの子ども用の方が使いやすいだろう。さらには、今回は入学して初めての持参だから新たに購入するけれど、一度ホチキスを買ったら願わくば小学校卒業くらいまでは引き続きこれを使い続けてもらいたいし、そのくらい長く使うのであれば、初期投資としてはまぁ仕方がないかなと思った。逆に安い大人用のものを買って、結局使いにくくて後から子ども用のを買い足すなんて事態に仮になれば、それこそ余分な出費がもったいない。

ということで、子ども用のホチキスを購入した。まさかホチキス売り場でこんなに思い悩むことになるとは思わなかった。

そんなこんなで学用品を無事購入したあとは、図書館に向かった。昨日読み終わっていた本を一冊返却する。以前図書館で借りてまだ読み終わっていない本が数冊家にあったので、今日新たに借りなくてもよかったのだけれど、このあとは特に予定もないし、せっかく来たのだからと、帰る前に馴染みの一般書コーナーを見るために地下一階へ降りた。

時間に追われることなく、ゆっくり書棚の間を行ったり来たりした。以前気になっていた本をふと見つけて、借りることにした。思いがけない本との思いがけない出会いが楽しい。結局なんだかんだで追加で3冊を借りて帰ることにした。

何気ない午後のこと


帰宅したら夫が「おかえり」と声をかけてくれた。そろそろお昼どきだったけれど、夫はお昼ご飯を自分で適当に済ませていたようだった。私は自分のお昼ご飯をどうするか考える前に、ちょっと落ち着きたくて、またリビングの椅子で数分スマホをいじったり本を読んだりする。

新たな作業をする前に、一度自分を整えるというか、一呼吸つくことが私にとっては大切なプロセスなのだなぁということを、最近noteで自分の行動を言葉にするようになってから改めて気づいたりした。

結局お昼ご飯は、解凍した冷凍ご飯に、昨日買ってきておいたたらこと昨日刻んで保管していた白ネギを乗せて食べた。お昼ご飯はこのくらいのボリュームで十分だ。

お昼ご飯を食べ終えてからは、図書館から借りた本を読んだ。今日借りてきた本の前に、以前借りてきた本を先に読む。返却期限が早い方から読んでいきたい。

そのまま子どもたちが帰ってくるまで本を読み続けようかと思ったのだけれど、ふとnoteを書きたくなって、今日のこのnoteを書いている。書き終える前に子どもたちが帰ってきてしまい、現在彼らはリビングのテレビでNintendo Switchに勤しんでいる。

そんなこんなで今日は終わりたいと思う。

今日も何気ない豊かさに感謝。

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