地域を探索 一人旅
お久しぶりです!
桜も散り終わって、緑がきれいな季節になってきましたね。
今日は、私が先月(3月末)、神戸、徳島、香川に行ったことについて書きたいと思います。
書き始める前に、なぜこの3つの地域に行こうと思ったのかということを説明します。
それは、ある本の著者がその3つの地域に訪れて、見てきた景色を私自身の目で見に行きたいと思ったからです。
その本は、『日本精神』という名前で、著者はモラエスさんという人です。
モラエスさんは、19世紀後半から20世紀にかけてポルトガル神戸領事として日本に住んでいました。彼は、領事として日本について詳しく知ろうと本をたくさん読んだり、よく観察して日々を暮らしていました。
彼は、日本での生活の中で見つけた日本の特徴や美しさについてとても分かりやすく表現し、世界に広めました。
そして、このように彼が美しく表現している町をぜひ見に行きたいと思い、彼と強い結びつきがある、神戸、徳島、香川に行ってきました。
神戸
北野異人館
モラエスさんの領事館跡を探したけれど、ガイドの人に聞いてもよくわからないみたいで、結局見つけられなかった。
現在は、観光地化されてインスタ映え用みたいになっていて施設内はあまり楽しくなかったけど、昔から神戸は海外と交易する場所だったんだなあと感じられた。
歴史的なものとか、この施設はどのような目的で作られたのかを知りたかった!
布引の滝
モラエスさんが神戸領事官であったときに、朝の散歩でよく来ていた場所。モラエスさんが布引の滝で撮影した場所はもっと滝の近くだったけど、そこは現在、立ち入り禁止の場所だった。
新神戸駅からすぐ登れる。
この滝にたどり着くまでに、いくつかの石碑があり、昔から多くの歌人がこの滝を見て詠っていたことも知れた!
保久良神社
とっても素敵な場所じゃない!?!?鳥居が境界線となり、外の世界と中の世界を創っているみたい。
この場所は最初行くはずじゃなかったけど、このような写真がネットに出回ってるのを見て、行くことに決めた。
素敵なところを見に行きたい!と思って軽い気持ちでいくことに決めたけれど、いざ上り始めると、坂が急すぎて、距離もあることを知った。
道中にはこのようなきれいな場所も!
しかし、道があまりにも険しすぎて、本当に到着した先に神社があるのだろうかと心配になりました。
朝の7時くらいに上り始めたけれど、毎日参拝しているような年配の方が結構たくさんいた!神社の裏の山から下りてくる人もいたし!すごいなあ。
みんなフレンドリーで、挨拶してくれるし、お話をしてくれる人もいた。
この神社ではとてもいい思い出を作ることができました!
次は、徳島!!
モラレスは領事をやめた後、最期まで徳島に住み続けていました。
眉山
モラエスさんがよく上った山らしい。
眉山の頂上からは、徳島の町、川、海などが見渡せてとてもきれいでした。また、桜の季節だったので、桜も美しかったです。頂上の公園には様々な種類の桜が咲いていました。
私は、行きは歩き、帰りはロープウェイで帰りました。
徳島そば
この蕎麦屋さんが面している通りは、全く人通りがなくて、最初このお店を見たときには本当に営業しているのだろうかと思いました。
いざ、扉を開けるとたくさんのお客さんがいてとても繁盛していました。とてもおいしいそばでした。
瑞巌寺
私が行ったときに、この神社にはだれもいませんでした。
しかし、庭の管理はとても行き届いていて綺麗で、毎日通いたいくらいです。
モラエス館
一枚目の写真は、モラエス館ではなくモラエスさんの家跡に建てられている石碑。のどかな住宅街の中にありました。
ここで、私が読んだ本を執筆したり、本で読んだ出来事が起こっていたんだなあと思うと不思議な感じ。
モラエス館は徳島の公共の施設の中にありました。
モラエスさんが住んでいた家を再現した空間、モラエスさんが使っていたものなどが置かれていました。
モラエスさんのおかげで、徳島市は現在モラエスさんの出身、レイリア市と姉妹都市だそうです。
続いては、香川県!
金毘羅山
モラエスさんの奥さんによると、当時徳島の人は「金毘羅山に、人生の中で一度は行くべき」と思っていたそうです。そのため、奥さんも金毘羅山に上りたいと思い、二人で参拝に行ったそうです。
私が行ったときは、ちょうど桜が満開でとてもきれいでした!!
一番上の神社から見た景色も最高。
地元の居酒屋さん
ゲストハウスの人におすすめされた居酒屋さん。女性の方が一人で経営していて、とても落ち着いた感じの居酒屋さん。
常連さんが多そうなイメージでした。
今回のゲストハウスの人は、たくさん地元の良い場所を紹介してくれました。次に私が紹介する女木島もそのゲストハウスの人に紹介され、行くことに決めました。
女木島
とてもきれいな島だった!!
電動自転車を一日千円で借りて、島を一周しました。険しい坂があったけれど、電動自転車なら簡単に上ることができます。
豆知識だけど、女木島は鬼ヶ島だと言い伝えられている!島には、鬼の洞窟と言われている洞窟がある。
最後に帰るときは、自転車を借りたところのおじいさんが
「また来てね!」
って船まで送りに来てくれて嬉しかった。
こんな感じで一人旅行を一週間楽しんできました。総額費用は、72581円です。安旅だったけれど、モラエスさんが見てきた景色も見れたし、地元の人に導かれて自分でしか見られないような景色を見ることができたのはとても良い経験でした。
この旅を通して分かったのは、私は、「観光名所」に行くより、旅行に行った地域の本物の歴史や文化に触れられる場所が好きだということです。
また、夏休みに一人で、おもむくまま旅行に行けたらと思っています!!
こんなに長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!
また会いましょう!
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