最強の上司”マコなり社長”から教わるスカイツリーを超すたけのこ(新入社員)になるための10の秘訣
僕の一番尊敬しているビジネス系Youtuberのマコなり社長の動画を元に、突き抜ける新入社員になるための仕事における重要な考え方やテクニックを紹介していきます。
そもそもマコなり社長って誰?
マコなり社長を知らない人の為に紹介しますね!
〈マコなり社長プロフィール〉
本名:真子就有(まこゆきなり)
肩書:
◇日本最大級のプログラミングスクール「TECH CAMP」を運営する株式会社divの代表取締役
◇チャンネル登録者数61.1万人のYoutuber
(2020年5月1日時点)
◇2015年Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出
学生時代:
青山学院大学理工学部
株式会社じげんでエンジニアインターンを経験
在学時にビジコンで「One Note」を普及させるアイデア(検証済み)をプレゼンし、優勝
控えめに言って、めちゃめちゃすごい人です。TECH CAMPはテクノロジー教育事業で、それを作った社長なので教えるのがめちゃめちゃうまいです。マコなり社長の動画はビジネスレベルの高さはさることながら、要点がまとまっていて構成もわかりやすく考えられているので、聞くだけで自分のビジネスレベルがLv.10くらい上がった気持ちになれます。(ガチで
動画のコンセプトも「明日から仕事・人生に役立つ話を出来る限り、分かりやすく短く配信」しているもので、動画の最中ではマコなり社長が必ず「明日から実行できるアクションプラン」を提案してくれます。
新入社員に関わらず、ビジネスパーソンでマコなり社長の動画を見ない理由はもはやないですね。(断言)
たまにビジネスに関係ない動画もUPされているので、新入社員の皆さんは、まずは「このタイトルの動画はためになりそうだ」と思ったものを見るようにしてください。
また、この記事では新入社員に役立つと僕が感じた動画を10選紹介して、要点をまとめますのでぜひこの10本だけでも見てください!
それでは行きましょう!(マコなり社長が動画で言うセリフ)
※記事の量が多いので目次で気になるところだけ見てもらえれば幸いです。
1.【思考法】”構造思考”で頭の切れる人になる
〈動画の要約〉
頭の切れる=すばやく物事の本質をとらえる=構造思考ができる
例:誰がゴミをまとめるのか問題
問題:ゴミ箱があふれちゃう
現状施策:社内チャットで周知・呼びかけ→解決せず
原因:①ゴミ袋が小さい
②捨てる人が決まっていない
③ゴミが一杯の判断軸がない
解決策:>①ゴミ箱を大きくする
⇒新しいゴミ箱を購入
:>②ゴミ捨ての責任者を決める
⇒総務
:>③捨てる基準を書いた紙を貼る
⇒周知文の作成
ポイント:ミスを起こしている「人」ではなく「構造」に着目する
〈スワッキーのつぶやき〉
~誰もができる仕組みづくりを作るのが会社という組織~
19卒の友人A君の話をします。彼は大手生命保険会社の営業部に配属され、向上心が高い人でした。そんな彼があるとき、営業部長との面談でこんな質問をしました。「同期なんか比べ物にならないくらい圧倒的な成果を出したいです!どうすればNo.1営業マンになって部長のようになれますか?」
すると、営業部長はこんな回答をしました。
「僕のように営業部の部長を目指す志があるなら、成果の出ない同期の悩みをすべて聞くようにしなさい。部下を持つ立場になると、自分の成果だけでなく部署全体の成果を会社として求められる。個人で突出した成果を出すことももちろん大切だが、それ以上”誰がやっても高水準の成果を出せる仕組み”のほうがより一層重要だ。若い今のうちに、ウチの営業部の仕組みに足りないところを沢山発見してくれ。」
A君は部長に言われてハッとしました。いかに自分が会社全体のことを考えず、自分の成果ばかりにこだわっていたかを。
・・・前置きが長くなりましたが要は、会社とは「ヒューマンエラーを無くす仕組みと誰もが成果を出せる仕組み」の組み合わせで成り立っているということです。(超ざっくりですが。
マコなり社長の例では、ゴミが溢れてしまう問題を解決する「ヒューマンエラーを無くす」型の仕組みづくりでした。
そして先程の営業部例は「誰もが成果を出せる」型の仕組み。
1つ頭抜きん出た存在になるたけのこのあなたは、この両方の仕組について予め理解しておく必要があります。
なぜなら、もしあなたが営業部でNo.1になれたとしても、その要因はあなた以上に「その会社の仕組みが優れていたから」かもしれないからです。
平均年収2000万以上(平均年齢35.9歳)のキーエンスなんかは、この仕組が優れていることで有名です。
キーエンスの場合は、「セールスパーソンのコンピテンシー」「営業プロセス」「思考」の型が決まっており、この型を全営業マンが覚えることによって会社全体で高い成果を生み出しているのです。
※コンピテンシー・・・高業績者に共通してみられる行動特性
(下にキーエンスの営業の仕組みについての記事リンクを貼っておくのでぜひ読んでみてください。)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45209000U9A520C1000000/
あなたは過去のA君のようにならず、”構造思考”を持つ優秀なたけのこになってくださいね。
2.【出世】会う人にアドバイスを求めてあなたの「信頼値」を上げる
〈動画の要約〉
出世できない人がやってないこと=会う人にアドバイスを求めること
理由:無知で謙虚に学ぶ姿勢があるほど人から価値のある存在だと思われるから
・人にお願いする ⇒ 相手の自己肯定感を高める
・人に教えてもらえればもらうほど人から信頼される人間になる
全ての人は先生だと認識し、アドバイスを求める姿勢を持つことが大切
〈スワッキーのつぶやき〉
~信頼される新入社員は素直さを持っている~
新入社員で一番あってはならないのが、上司・先輩に「生意気」だと思われることです。誰か一人にでも生意気だと思われたら、社内のネットワークでその噂が一気に広まります。そうなると、初めて仕事を教わる先輩に毛嫌いされる可能性が高いです。せっかく「これから活躍したい!」と思ってても、出鼻をくじくと巻き返すのが大変です。
なので、入社して少なくとも1年間は素直で謙虚に上司・先輩にアドバイスを求めましょう。決して知ったかぶりはせず、90%理解していることでも残りの10%を理解していない事柄は「勉強不足ですみません。教えて下さい」と、教えを請うてください。
マコなり社長の動画でもあるように、低姿勢で人にアドバイスを求められる人が周りに信頼される人になります。この気持ちを常に忘れず、人と接するようにしてください。
3.【メンタル】無敵な人になる方法ベスト5
〈動画の要約〉誰でも悩みゼロの無敵になる方法法 BEST5
第5位:人生の価値観を文章化する
第4位:嫌われる覚悟で自分の考えをハッキリという
第3位:常に「これからどうするか?」を決める
第2位:依存先を増やす
第1位:感謝を伝える
〈解説〉
第5位:人生の価値観を文章化する
理由:自分の中に考え、行動の軸・土台がないと永遠に他人の考えに影響されて悩むことになるから
具体的手法:
①人生の座右の銘(キャッチコピー)を決める
マコなり社長の場合、
「人生における成功とは自分の信念をいかに貫いたかで決まる」
②絶対に大切にしたい価値観5つを決める
マコなり社長の場合、
・主体的に動く
・理解に徹する
・感謝を伝える
・できないことに挑戦する
・他者貢献する
第4位:嫌われる覚悟で自分の考えをハッキリという
理由:自分の本心を言わないと長期的に自分を殺すことになるから
・「いい人」という言葉は誉め言葉ではない
→自分の意見を伝えず常に相手の顔色を伺っている臆病者
・自由に生きるとは、他人に嫌われることである
→他人の意見に合わせて生きるのは自身との矛盾で葛藤が生まれる
→ハッキリと自分の考えを伝える場面は必要
→常に自分の立っているポジションを明らかにすることを大事にする
→他人は嫌がったとしても躊躇してはいけない
→嫌われる勇気をもって自分の意見を伝える
気をつけること:相手の意見を真っ向から全否定しない
→あくまでイチ個人の考えを伝える
→否定すると相手を必要以上に感情的にさせる
第3位:常に「これからどうするか?」を決める
理由:人生の大半の悩みは「これからどうするか」を決めるだけで解決するから
→人は次に自分がやるべきことが明快でそのやることに価値を感じているとき悩まない
⇔悩んでいるふりをすれば厳しい現実に向き合う必要がなくなって楽
例:上司が嫌い
解決策は3つしかない
①上司に改善を求める
②自分が100%受け入れる
③環境を変える
やらない理由:
→現実に向き合うのが面倒
→愚痴を言うことで楽をしている
→人間関係の問題を解決しようとするのは勇気がいる
第2位:依存先を増やす
理由:複数の依存先を持っていれば1つに執着することが減るから
→自分のことを肯定してくれるコミュニティ(人間関係)を増やす
・仕事で嫌なことがあっても趣味のスポーツコミュニティで活動して仲良くできていれば気持ちを切り替えることが出来る
→人間の依存した感情、執着はどんなに高ぶっていたとしても時間が経てば消える
・人生のあらゆる悩みは対人関係から生まれる
→人と比べないことは頭でわかっていても完全な回避は不可能
(仏教でも難しいとされている)
・他人に承認欲求を求めると永遠に満たされない人生を送ることになる
→本能と逆行するため難しい
・人が悩むときは1つの依存先に強く依存した時、執着した時
特定の誰か、コミュニティに執着した依存状態
→自分にうそをつかなくていい依存先
例)スポーツサークル、ボランティア、勉強会
・依存先のバランスを取ることで常に仕事もプライベートも健全な状態を保つことが出来る
第1位:感謝を伝える
理由:他人に期待することがなくなる→執着がない→悩まない
・喧嘩で相手を許せないのは「この人はもっとこうあるべきだ」という期待があるから
→他人に期待しなければ何も悩むことはない
・「慣れ」が期待と執着を生み出す
→日頃から当たり前のことに感謝することが大切
・「有難い」とは「有ることが難しい」という意味
→自分自身に「今起こってることは当たり前じゃない」と気付かせることが大切
→その人がそばにいること、何気ない会話ができることにも感謝
→「日々の中で出会う人の存在全てに感謝する」
・感謝は相手を喜ばせるためではない。自分のため。
・多くのことを期待する気持ちを静めて相手の考えを尊重する
→生きてるだけで幸せを感じられて悩みはなくなる
・感謝に条件はいらない
・価値観が違う人ほど自分の価値観を更に見直す機会になるので尚更感謝すべき
→相手が意見を言ってくれたことだけでも感謝
・ルーティンにならないように、相手のどこが素晴らしいか、どこに感謝しているかを具体的に言えるとなおよい
〈スワッキーのつぶやき〉
~怒られることは感謝すべき事柄~
仕事をし始めると、必ずといっていいほど悩むときがあります。特に、新入社員の最初の1年は修羅の1年であることが多いです。学生と社会人では、抱える責任の重さや、多くの人と一緒に仕事をすすめる上で必要なコミュニケーショなどが大きく異なります。最初は仕事を覚えるのも苦労するので、悩みの尽きない1年になるかと思います。
悩みで押しつぶされないためにも、先人の知恵を借りましょう。マコなり社長が最初に教えてくれた「人生の価値観を文章化する」は、他人からの影響に苛まれないためにも必要なテクニックです。会社の雰囲気にあまりにも順応してしまうと、「自分とは何者か」を見失ってしまうことがあります。会社が求める人物像と自分がなりたい人物像がイコールの人はいいですが、実際のところそんな人はその会社の社長以外いません。自分自身のアイデンティティを失ってしまうと、今の自分に不安を感じてしまいます。そうならないためにも、自分の大切な価値観を紙に書いて、常に忘れず、立ち止まったら「その価値観に基づいた行動をしているか」を振り返ってみましょう。
続いて、人間関係で悩んだときに役立つ考え方について見ていきましょう。マコなり社長の例でも有りましたが、自分の上司がどうしても受け入れがたくて嫌いになってしまった場合は①上司に改善を求める②自分が100%受け入れる③環境を変える、しかないわけです。まず、大前提悩みの放置だけ早めましょう。時間が解決する場合はいいですが、時間が立っても解決しない問題を悩んでもあなたの心がすり減っていくだけです。必ず悩みがあったら周りの誰かには相談するようにしてください。
さて、上記3つの解決策で僕があなたに目指してもらいたいのは②自分が100%受け入れるです。新入社員にとって、最初の上司は今後のキャリアの基準となる重要な存在です。良くも悪くも、上司が部下を選べないように部下も上司を選べません。最初に下についた上司は自分に多く指摘して嫌だなと感じたから転職したものの、転職した先の上司はもっと高圧的であなたにひどい態度をとってくるかもしれません。なので、そもそも最初に付いた上司がいいか悪いかを判断するのは非常に難しいんです。「もう無理」と嘆く前に、100%受け入れることにチャレンジしてみてもいいのではないかと思います。
具体的なチャレンジ方法としては、「感謝を伝える」「依存先を増やす」を実践してください。
特に、この動画でも強調している「感謝を伝える」の効果は馬鹿にできません。上司に対して「こうあるべきだ」という期待を無くすだけでも自分の上司に対するイライラは収まる可能性があります。しかし、個人的にあなたに一番持ってほしい考え方は、「怒られる」=「自分の改善点を教えてくれる感謝すべき事柄」というものです。最初に誤解してほしくないのが、「怒る」というのは単に上司があなたの言動に対してイライラしたから言っているのではなく、「会社全体の利益のため」「あなたの人格的成長」のために言っている場合がほとんどだと思います(少なくとも僕はすべてそう捉えています)。100%理不尽に思うような事柄でも、「上司との適切な関係性を築けなかった自分に責任がある」と、いくらでも主体的な考えはできます。
要は、ネガティブな事象も捉え方次第でポジティブな事象に変わるのです。そのことに自分で気づくためにも、怒ってもらった後に「大変貴重なご指摘ありがとうございました。以後、頂いたアドバイスをもとに改善に徹します。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした」と伝えましょう。怒られたからその人のことをすぐに嫌いになるのは学生のやることです。あなたが人格的に大きく成長するためにも、捉え方を鍛え、習慣的に感謝を伝えられるたけのこになってください。
・・・とはいえ、それでも精神的に追い込まれることはあります(世の中そんなに甘くはないかもしれない)。精神的に病んでうつ病にならないためにも、必ず会社以外のどこかで「依存先」を作ってください。プライベートで全く依存先がない状態で、会社の人間関係が悪化したら人生詰みます。マコなり社長が言うように、スポーツサークルなどの自分の趣味で繋がっているコミュニティがあると気分転換ができて理想的です。仕事で思いつめて悩んだときはエネルギーがなくなり、何もやる気が起きなくなる可能性があるので、そんなときでも安心していける自分の好きな趣味のコミュニティを必ず見つけてください。
4.【仕事】知るだけで周りに差をつける仕事のやり方
〈動画の要約〉
1:寿司打の高級1000円コースでお釣りを出す
2:必須アプリケーションの導入
3:PCの基本設定を変更する
4: 威圧的に感じる言い方・感情的な言い方を一切しない
5:電車を1つ逃したり、忘れ物をしても遅刻しない時間に出社する
6:ランチは午後の作業に集中できるように腹八分目で止める
7:タスク完了までのアウトラインを作成し、上司にFBを貰っている
8:集中して作業している人に緊急時以外に話しかけない
9:会議時間は推奨15分最大30分以内
10:チャットで議論しない
11:社員同士でランチや社外での交流の機会を作る
〈解説〉
1~11は株式会社divのワークルールの一部
→誰でも絶対に生産性の高い仕事が出来る
→社内では点数化して、ランキングを貼りだす
1:寿司打の高級1000円コースでお釣りを出す
→タイピングスピードの向上のため
・タイピングはPC作業のベースになるスキル
・ホームポジションでタイプするのがポイント
(下にホームポジションのリンク有)
https://happylilac.net/sy-keyboard03.html
2:必須アプリケーションの導入(下にリンク有)
→生産性向上の為
・Clipy:コピーの履歴を保存できるツール
・Google日本語入力
・Gyazo:画面の画像キャプチャーをリンクで送れるサービス
・Skitch:画像に矢印などをいれられる
https://clipy.softonic.jp/mac
https://www.google.co.jp/ime/
https://gyazo.com/ja
https://evernote.com/intl/jp/products/skitch
3:PCの基本設定を変更する
→生産性の向上の為
①辞書登録:よく使う単語を登録する(下にリンク有)
例)
まこ→フルネーム、メアド
じゅう→住所
どぞ→どうぞよろしくお願いいたします
(僕は まこ→マコなり社長をさっそく登録しました
・タイピングスピードを速くするよりもそもそもタイピングしないようにすることが重要
https://pc-karuma.net/windows-10-register-words/
②マウスの移動設定を最速にする
https://www.pasoble.jp/windows/10/mouse.html
③キーリピートのスピードを最速にする
https://www.pasoble.jp/windows/10/keyboard-sokudo-settei.html
4: 威圧的に感じる言い方・感情的な言い方を一切しない
→相手が委縮して何も考えられなくなるため
5:電車を1つ逃したり、忘れ物をしても遅刻しない時間に出社する
→プロ意識を持つ上で時間厳守は当たり前だから
・時間厳守が苦手な人は他人との約束をすることで遅刻を防ぐ
例)始業時間30分前にカフェで一緒にコーヒーを飲む
6:ランチは午後の作業に集中できるように腹八分目で止める
→満腹になると人間は眠くなり、仕事の生産性が落ちるから
・炭水化物も控える
→インスリンショック(リンク有)で眠くなるため
7:タスク完了までのアウトラインを作成し、上司にFBを貰っている
→アウトラインをいかに作りこむかで仕事の速さが決まるから
アウトライン・・・その仕事が完了するまでの大枠の段取り
8:集中して作業している人に緊急時以外に話しかけない
→他人の生産性を落とさないようにするため
・チームで共通で守るべきルールにする
具体例)耳栓、ヘッドフォンをしている人には話しかけてはだめ
→話しかけずにチャットを送る
→チャットなら返信をさばく優先度を相手に渡せる
・電話OR話しかける→勝手に人の作業の強制終了ボタンを押すようなもの
9:会議時間は推奨15分最大30分以内
→会議とは、誰か一人が死ぬほど考え抜いてきた企画・提案を持ってきて、
それを土台に周りの人が思考の抜け漏れや認識のズレがないかを確認する場だから
・とにかく短く生産的に
・リーダーが徹底してアジェンダを詰めてくる
アジェンダ・・・会議の概要
・資料の読み上げは絶対に禁止
→会議が始まったら数分時間をとって読む時間を作る
・事前にアジェンダを共有してOK確認、コメントあればしてという形式でも可
→”そもそも会議が生まれない”ことが一番生産的
10:チャットで議論しない
→顔が見えない分誤解が生じやすい
11:社員同士でランチや社外での交流の機会を作る
→雑談したり社外で交流する方が仕事の生産性が高まるから
・情報の流通度も上がる
・雑談が適度な休みとなってリフレッシュになる
・社内と社外でキャラが違いすぎると強いストレスがかかる
→別人格で仕事をするのはローパフォーマーのやること
→ありのままで居られる環境が一番
・仮面をかぶって仕事するのはNG
→そもそもその職場にいるべきか考えるとき
・自分が働きやすい環境・職場を選ぶことが最も大切なワークルール
〈スワッキーのつぶやき〉
~生産性を上げるコツは教えてもらうまで気づけない~
仕事をしていく上で必ず意識しなければいけないのが「生産性」です。どの企業においても短期間で効率よく、成果を出すことが求められます。その生産性を上げていく上で、「生産性の化け物」であるマコなり社長から10個アドバイスを貰えるというのは、レベル1の勇者がレベル100の剣を手にするレベルで貴重なものです。特に自分の入った会社が生産性に疎ければ、この恩恵は更に大きなものになると思います。
マコなり社長が最初に挙げている「タイピングスピードの向上」はまさに生産性を上げるうえで欠かせないスキルです。今の時代、パソコンを使わないでする仕事は殆どありませんから、タイピングが早くないとPC作業全てに余分な時間をかけ、自分の頭で考えて価値を生み出す仕事に時間をかけられないわけです。また、タイピングに関してはある程度早ければいいわけでもなく、「ホームポジション」の正しい指の位置でタイプしないと長期的にタイピングスピードの向上には繋がりません。寿司打の高級1000円コースお釣りを出すたには、ホームポジションでのタイピングが必要条件です。新入社員のうちにホームポジションでのタイピングに必ず慣れるようにしてください。
タイピング以外にも生産性の元になるテクニックはあります。それは、「辞書登録」と「マウススピードの向上」です。辞書登録は、「まこ」と文字をタイプしたときに事前に登録しておくと「マコなり社長」という変換予測が現れる機能です。よく使う言葉を予め登録し、タイピングの工数を減らすようにしてください。また、マウスについては設定で一番早く動かすことが可能なので、作業スピードを上げるためにも必ず設定するようにしてださい。最初に設定したらずっと早いままなので一番コスパがいいです。
5.【仮説力】仕事力とは仮説力である
〈動画の解説〉
情報を集めたり分析したりする前に自分の頭だけで「仮説を立てる」仕事術
・最初の数時間で一気に結論まで作りきる
→仕事が出来る人ほどしっかり調べない
・「ほぼ調べずに仮説だけで結論を出す」=仮説ファースト
仮説力「有」と「無」を具体例で比較
例:渋谷にある赤字ラーメン屋の経営者から業績改善の依頼
A:年収400万の新人コンサルタント
B:年収2000万の仮説ファーストを大事にするエリートコンサルタント
前提:2人ともラーメン業界に詳しいわけではない
〈Aさんの方法〉
調査・分析→仮説
・まずは情報を集める
→お店の収支(売上、原価、地代家賃、人件費)
→顧客データ(属性、客数、滞在期間、新規、既存顧客リピート割合)
→店前の人通りの数、店回りの競合環境
→ラーメン全体のトレンド
→成功したラーメン屋の事例
・情報を集めても本質的な問題は見つからなかった
・最終的には新商品を提案
〈Bさんの方法〉
仮説→調査・分析
事前準備:利益構造を把握
利益を上げる = ①売上を上げる ②コストを下げる
①売上=①―1客単価 × ①―2客数(新規+リピート数)
②コスト=②―1変動費(材料費) × 客数+②―2固定費(人件費、家賃、光熱費)
施策:行う施策は4つの内どれかしかない(的を絞る)
①―1 客単価を上げる
①―2 客数を上げる
②-1 変動費を下げる
②―2 固定費を下げる
事前情報:
・古くて根強いファンがいる
・競合のラーメン屋が近くにできたわけはなく、ここ数年でお客さんがじわじわと減った
問題仮説:
・赤字に転落したのは客数が減ったから
・客数の減少は周辺飲食店の増加による
・客層の被る周辺飲食店の増加
・新規顧客の減少
解決仮説:
・新規顧客の増加のため、外国人旅行客の集客を強化
→英語の看板メニュー、海外レビューサイトへの評価を強化
理由:・チェーン店には太刀打ちできない
・である価値が優位性になる
調査・分析のアクションプラン:
・客数の推移
・3年前と現在の飲食店の分布
・リピート客の変化について調査
調べる項目:
・渋谷駅周辺の外国人旅行客数
・海外レビューサイトでの評価
・老舗のほうが海外顧客に人気であるというデータ
結果:
・クライアントに満足してもらえる提案ができた
・調査・分析につかった時間はAさんの10分の1以下だった
〈仮説ファーストで生産性が高まる理由〉
1: 細部に無駄な時間を使わずに済む
2: 論理の組み立て直しが減る
〈スワッキーのつぶやき〉
~地頭がいい人は仮説力を持っている~
ビジネスの基本を学んで成果を上げるためにもっともコスパがいいのはこの「仮説力」を鍛えることです。良い仮説を立てるためには、ビジネスの基本的な知識(売上の構造など)と分析能力・問題解決能力を必要とします。これらの知識や能力は精度を上げれば上げるほど高くなるので、早めに磨きをかけるとクオリティの高い提案ができるようになります。この動画のまとめで書いてあることは読むだけでなく、必ず紙にに丸々書き起こしてフォーマットを覚えるようにしてください。これをやっている新入社員とそうでないひとは圧倒的な差が生まれることを僕が保証します。たけのこになるためにも、ぜひ仮説力は磨いてください。
6.【やる気】”肯定と否定のチューニング”で仕事が夢中になる
〈動画の解説〉仕事に夢中になるやる気の原則
→肯定と否定のチューニングが人を夢中にさせる
問:人を夢中にさせる要因は何か
答:緊張と緩和のバランスがいいこと
緊張 → 相手に否定のメッセージを与えること
① 叱る、放置する(やってはいけない)
叱る・・・相手の悪いところを断定して感情的に咎める
放置・・・完全に無関心
・著しく人間関係を壊してしまう行為
→この2つが与える緊張はあまりに強すぎる
② 低い評価をする、未熟さを伝える、失敗させる
→評価面談、高い目標を与えてチャレンジさせて失敗
・人に緊張感を与えることが人を夢中にさせるためには重要
・適切な量の否定のメッセージによって人は夢中になる
緩和 → 相手に肯定のメッセージを与えること
・感謝、ほめる、高く評価、長所を伝える、成功の機会を与える
→必ずしも言葉で伝えることだけではない
・バランスのポイント
→常に肯定のメッセージが上回っていること
否定のメッセージは、それを上回る肯定のメッセージを伝えてから
〈スワッキーのつぶやき〉
~緊張感がないと必死に仕事をすることはできない~
たけのこのあなたに覚えてもらいたいのは、仕事で高い成果を生み出すには「緊張感」が必要だということです。上司が自分に怒るのも、この緊張感を与えて行動を改善するエネルギーにしてほしいと思っているからです。優しい上司と優しい先輩に囲まれて、特に指摘を受けることなく仕事に充実感を感じる状態が一番ヤバイです。退職間際の50・60代のサラリーマンならともかく、入ったばっかの新入社員が常に居心地の良い環境に必死こいて成長しようと強く思わなくなります。新入社員のうちは上司や先輩から沢山指摘を受けて、沢山失敗して、緊張感を持ち、常に自分に危機感を感じるようにしてください。
7.【話し方】「これから何を話すか」を常にわかるように話す
〈動画の解説〉マコなり社長の話し方テクニック一覧
→この動画では①のみ解説
【わかりやすく話す】
①メンタルモデル
②スモールYES、ビッグYES
③ワントークワンメッセージ
【心を動かす】
④ビジュアライジング
⑤「転」の深堀
⑥ストーリーフォーミュラー
➆WHYから始める
⑧権威の力
⑨断言する勇気
わかりやすい話し方:これから何を話すかを常にわかるように話す
メンタルモデルとは?
→話の聞く側が自分の頭の中に作る自分なりの理解
・メンタルモデル通りの展開だと高速に理解できる
→これから何を話すかを常に先出しする
→聞き手はメンタルモデルが作れる
【明日からできるアクション】
1.冒頭に「これから何を話すのか」を必ず言う
2.話を区切って見出しをつける
1.冒頭に「これから何を話すのか」を必ず言う
→話す全ての内容を一言にまとめる
→行動を促したいスピーチであれば、その結論を一言でまとめて先に話す
✖・・・勿体ぶって話の結論を後に持ってくる
→相手はメンタルモデルを作れない
→何を言っているかまったくわからなくなる
2.話を区切って見出しをつける
→聞き手のメンタルモデルを更新する
・メンタルモデルは壊してはいけない
・話の趣旨とそれた話をしない
・脱線するときは前置きをする
例 → 脱線するんですけど~
・事前準備を徹底する
→紙やマインドマップで自分の思考を整理しておく
〈スワッキーのつぶやき〉
~自分の解釈 ≠ 相手の解釈~
自分が上司や先輩に話しかける際に、「相手はどういう理解をしているか」を想像することは非常に重要なことです。なぜなら、相手の解釈が「自分が想像する相手の解釈」と大きく異なる場合があるからです。例を挙げて説明しましょう。
あなたは上司から重要な仕事(新規事業等)を任されました。上司はあなたにこう言います。
「君にこの新規事業を任せたいのだが、できるかい?」
あなたはこう答えます。
「はい!できます!絶対に成功させます!」
この言葉を発したあなたの考えの裏には、「やる気を見せれば上司は喜んでくれる」というものがありました。
・・・一見なんの問題も有りません。上司に期待されたことに対して全力で応える姿勢を見せることは求められていることであるこは間違いないですから。しかし、上司によってはあなたの発言を高解釈する人がいるかもしれません。
「絶対に成功させるなんて断言して大丈夫なのかこの子は。自分の言葉に本当に責任を持っているのか」
ビジネスにおいて、絶対は有りません。99%と成功すると思えた事業が全くの失敗に終わるというのはよくあることです。上司があなたの発言についてネガティブな印象を受けたのは、「失敗したときに自分の言葉に説得力がなくなる危険性」を考えないであなたが言葉を発したと感じたからです。「成功させる!」と意気込んで、上司からの期待値を50%も超えることができなかったら、あなたは上司からの信用を失います。それくらい、自分の言葉には責任があるのです。軽はずみな意気込みは、「リスクを考慮できていない未熟者」が発する失言です。あなたが一人で仕事をする上では「絶対に成功させる」と意気込んでもいいですが、会社において相手を期待させる発言を一度してしまうと、「失敗した場合に相手の信頼を失う」ということをよく覚えておいてください。
ちなみに僕が上司から同様の指示を受けたらこう答えます。
「はい、全力でコミット致します。しかし、未熟者ゆえご迷惑をおかけすることがあるかと存じますが、チームに貢献できるよう努めて参りますのでご指導のほどよろしくお願いいたします。」
先程の発言と比べると、全力で仕事に取り組む姿勢がより謙虚に見えると思います。こうした「自分の言動に対する上司・先輩の理解・解釈」を想像し、アップデートしながら仕事を進めていくやり方を強くおすすめします。
最強のたけのこになるには、「相手の気持を常に考える」「常に謙虚な姿勢でいる」ことが非常に重要です。ぜひこの2点を意識し、体得できるように仕事を覚えていってください。
8.【成功者】成功者に変わるアクションBEST5
〈動画の解説〉成功者に変わるアクションBEST 5
第5位:今すぐ友達との遊びを主催する
第4位:今すぐ友達に自分の長所と短所を聞く
第3位:お店の店員さんの目を見て笑顔で「ありがとう」と必ず言う
第2位:今すぐ自分がやったことないことをネットでポチる
第1位:今すぐ両親にLINEで心からの感謝を伝える
成功者 = 自分の人生を自分で切り開いて望む未来を手に入れられる人
第5位:今すぐ友達との遊びを主催する
→リーダーシップが身につくから
・成功者は人を巻き込む力に長けている
・企画する = リーダーになる
→リーダーはその場にいる人全員が楽しめるように頭を使わないといけない
・リーダーは経験しないとわからない
・世の中お客様気分で行動する人が多すぎる
→大半はリーダー経験がない
・自分が主催することでリーダーの訓練を積む
→自分が楽しいよりも参加する人たちが楽しいことを優先する
・主催する = 他社貢献
→主催する経験を積むたびに人を動かす力を手に入れている
第4位:今すぐ友達に自分の長所と短所を聞く
→成功者は自分の得意なこと、苦手なことをはっきりとわかっているから
・成功者は苦手なことを目立たなくする環境を選ぶことに長けている
ジョブス→自分にしかできないことを早い段階でわかっていた
卒業スピーチ→早く夢中になれることを見つけなさいといメッセージ
・自分の長所短所をはっきりと答えを出すのは難しい
→自分の理想を姿を優先して認識してしまうこと
→一番有効なのは友達に聞くこと
・自分が自分をどう思っているかなんて無意味
→誰からも自分の中なんて見えない
→他社からどう思われているかを自分で認めることがスタート
・短所は最大の長所 = 長所と短所はトレードオフ
チーターの体脂肪率は4%
→雨が降るとすぐ寝込んで熱を出す
・短所を簡単に消そうとしてはいけない
・友達に自分の長所短所を聞く歩法
「今後のキャリアの参考にしたいから自分の長所と短所を教えてほしい!」
第3位:お店の店員さんの目を見て笑顔で「ありがとう」と必ず言う
→成功者になるために欠かせないことは感謝することだから
・成功者=誰かの役に立つ存在
・自分が幸せだと気付くきっかけを与えてくれる最高のアクションは感謝を伝えること
・「有難い」 = 有ることが難しい
→自分自身が「それが当たり前の物じゃないんだよ」と気付くことが感謝
マコなり社長:毎週感謝したいことを紙に書いて振り返る
・慣れが終わりのない欲をうむ
→今の生活に感謝することが大切
・感謝を伝えるのが妥当かどうかの判断は要らない
・感謝は自分がありがたい状況だと気づく言葉
→心からありがとうと伝えるたびに自分の心が満たされる
→自然と人の役に立とうとする
・使用例は「丁寧にありがとうございます」
・感謝が習慣になったとき、あなたは成功者のマインドセットを手に入れている
第2位:今すぐ自分がやったことないことをネットでポチる
→成功者は自分がやったことないことに果敢に挑戦するマインドセットを必ず持っているから
例:ジムに通う、スクールに行く、旅行に行く、大会にエントリーする
マコなり社長:トライアストン、Youtube、英会話スクール、ゴルフの初ラウンド
・人生がつまらないと思っている人の99%は新しいことをやっていない
つまらない → 毎日がルーティンワーク
・どこかで変化を起こさなければそれが一生続く
第1位:今すぐ両親にLINEで心からの感謝を伝える
→自分が生きていることが素晴らしいことなんだど気付くことが出来るから
〈スワッキーのつぶやき〉
~リーダー経験のない人は上司や先輩の考えがいつまでたってもわからない~
あなたはリーダーを経験したことがありますか?もし乏しいようであれば、新入社員のうちにリーダー経験を必ず積んでください。会社などの組織において、リーダー経験がない人は、チームメンバーや部下をマネジメントするのは不可能です。リーダーとは、の目的を達成するためにメンバーをその名の通りチームリードする役割で、リードの仕方がわからない人はリーダーになれないわけです。リーダーを沢山経験した人は肌で感じていることですが、メンバーを動かして目的を達成するためには、誰よりも働かなくてはいけないし、メンバーひとりひとりに対するケアやサポートをしながら仕事を進めなければいけません。そうしたリーダーにしかわからないリーダーに欠かせない要素をわからないでチームをマネジメントしようとすると、誰もあなたに付いていきたいと思うメンバーは居ない状況になるかと思います。
以前僕がTweetでも言ったように、リーダー経験は一生の宝物・資産として活用できる重要なものです。上司や先輩の期待値を把握するためには、大前提”リーダーの視点”を身に着けなければいけません。スピード出世できるたけのこになるためにも、早めにリーダー経験を積みましょう。その第一歩として、マコなり社長が勧めてくれた友人との遊びや飲み会の企画をしましょう。
9.【嫌いな人】大嫌いな人と上手く付き合うには”第三者の介入”が不可欠
〈動画の解説〉
大嫌いな人と上手く付き合う方法
→自分で解決しようとせずに第三者に解決してもらう
前提:
・大嫌いな人とコミュニケーションを取らざるを得ない状況にある
・相性が悪い人との人間関係の解決は非常に難しい問題
第三者を介入させる理由:
①自分を客観視することが難しい
②相手に納得感を持ってもらえる
①自分を客観視することが難しい
・完全に自分を客観的に見る(メタ認知する)のは難しい
メタ認知 = 客観的に自分を見ること
・中立な第三者に話を聞いて貰うことで客観的に自分を知ることが出来る
②相手に納得感を持ってもらえる
・嫌いな人同士で互いに相手にしてほしい行動を言うと強い抵抗感を覚えてしまう
→相手の非を認めさせようとすると「お前が悪い」というニュアンスを感じてしまう
・自分で言うのは避けた方がいい
第三者 → フェアで客観的な意見 → お互いに納得感がある
第三者の条件:
1.できるだけ年上の人
→精神的に落ち着いている聞き上手な人
2.お互いが知っている人
→相手のまったく知らない人だと裏で組んでるのかと思われる
→上司と部下ならその上司の上司がいい
第三者のアクションプラン:
1.双方の話を聞いて事実を整理する
→個人の解釈ではなく、言葉の事実を詳細に把握する
2.お互いのアクションプランの叩き作成
→お互いが行動を変えなければ問題は解決しない
・人間関係はどちらかが100%悪いということはない
→常にお互いに責任があってお互いが行動を変えなきゃいけない
3.双方が100%納得するアクションプランを合意を得る
→第三者がアクションプランを提案
→絶対に決めつけてはだめ
第三者の提案の仕方:
「こうしたらいいんじゃないかと思いました、認識の違いがあれば教えてください」
・1ヵ月に1回のペースでお互いがアクションプランを守れているかを確認する
→粘り強くすることが大切
〈スワッキーのつぶやき〉
~メタ認知ってめっちゃ大事~
あなたは友人の悩みをよく聞くほうですか?もしそうなら、あなたは周りの友人から頼られる聞き上手な相談相手なのかもしれません。一方、自分の悩みはどうですか?自分だけでは答えが出ない悩みを友人に相談しますか?もしそうだとしたら、あなたはなぜ自分の悩みは自分で解決しないのでしょうか。
僕が変な導入をした理由は、「相手の悩みについて考えること」と「自分の悩みについて考えること」は大きく違うと考えているからです。
例を挙げて説明します。
友人A君はA君の母親と喧嘩をしてしまいました。喧嘩の理由は、母親が買って食べるのを楽しみにしていたショートケーキケーキを友人A君が勝手に食べてしまい、母親を怒らせてしまったというものです。怒りが収まらない母親はA君を外に追い出し、A君はあなたのもとに相談しに行きました。
事情を聞いたあなたは、「それは母親のケーキを勝手に食べたA君が悪いよ。帰り道にケーキ屋さんでケーキを買って素直に母親に謝ったほうがいいよ。」とアドバイスをしました。
次に、あなたとあなたの母親が揉める話をします。
8月猛暑、会社帰りに喉が乾いたあなたは大好きなコーラを買おうとしたが、財布を忘れてしまったため、1時間かかる帰路を飲み物を飲まないで帰らなければいけませんでした。今から帰る実家には、昨日買ってきたコーラが冷蔵庫でキンキンに冷えており、それを楽しみに喉の乾きを我慢して1時間耐えました。1時間後、やっとのことで帰宅したあなたは帰るやいなやすぐに冷蔵庫を開き、1秒でも早くコーラを飲みたいと必死で探しましたが、
コーラを見つけることはできませんでした。仕方なくぬるい水道水をごくごく飲んでいると、母親が「ごめん、昨日冷蔵庫においてあったコーラお父さんにあげちゃった。また買ってくるね」。勝手にコーラを父親に渡した母親に激怒したあなたは、「楽しみにしていたコーラなのに!ふざけんな!」と母親と揉めてしました。
怒りが収まらないあなたはA君に電話し、事情を説明して共感を求めました。
するとA君は、「それは不運だったね。母親も悪気はないんだし、許してあげてよ。君が財布を忘れなかったらコーラもすぐに変えたんだし、財布を忘れることの痛みを勉強できたと思えば、いい経験だと思うよ。」
A君のアドバイスを受け、「確かに財布を忘れた僕も悪かったな。言われてみれば、喉が乾いている状況でなければ母親に怒ることもなかっただろうし、今回は和解することにするよ。アドバイスありがとな。」
・・・前置きが長くなってしまいましたね。僕がこの2つのエピソードを通して伝えたかったのは、「他人のことは冷静に客観視できても自分のことを冷静に客観視するのは難しい」ということです。
同じような事柄が自分と他人に起こったとしても、自分の方を客観視することはとても難しいです。なぜなら、感情的になってしまうと冷静で客観的な判断ができなくなってしまうからです。
自分のことを客観視することを「メタ認知」といいますが、このメタ認知は意識付けの訓練をしないと身につくことができません。マコなり社長がこの動画の冒頭で言っているようにメタ認知は難しいスキルですが、仮にあなたがメタ認知をできるようになったら、感情的にならず、大嫌いな人に対しても冷静に接することができるかもしれません。マコなり社長が言うように、大嫌いな人とうまく付き合う方法は第三者を介入させることかもしれませんが、メタ認知で「そもそも自分はなぜその人が嫌いなのか」を冷静に見つめることができれば、嫌いな人が嫌いでなくなるかもしれませんね。
10.【仕事術】”月イチ2割提案”で優秀な人材にタイムリープ
〈動画の解説〉
ズルい = 努力がほとんど不要で仕事のレベルが数段アップする
・やるだけで仕事の成果は爆発的に上がる
・どんなものにも知るだけで上達するコツが存在する
・誰にでもできる簡単なテクニック
「月イチ2割提案」:月イチで2割の完成度の提案を早く人に共有する
→上司や周りの人の知識・経験を活用して優れた提案を生み出すテクニック
このテクニックの良いところ:
1. 自分に実力がまだなかったとしても優れた提案を生み出せる
2. 上の人から新しい知識を吸収して頭が良くなる
3. 主体的に仕事が出来る人材だど印象付けられること
「月イチ2割提案」の4ステップ:
①日々の業務の中で提案を作る
②400文字程度で2割提案をまとめる
③上司に世界一謙虚に提案する
④OKもらったら5割まで詰めてフィードバックをもらう
①日々の業務の中で提案を作る
・世の中のほとんどの人がやっている仕事がオペレーション
オペレーションとは入社した時点で「この仕事はこうやってくださいね」とあらかじめ決められているもの
・その仕事は上の人から見えればできて当たり前と思われる構図にある
→一つ頭抜けるには日々のオペレーション+αの価値を出して存在感を示していくことが重要
社内で高い評価を得る方法:
1.個人で突出した成果を出す
2.全体の仕事のやり方を改善する提案を出す
>1.個人で突出した成果を出す
→結構難しい
>2.全体の仕事のやり方を改善する提案を出す
例:普段使っている営業資料の構成がわかりにくい
・毎回同じエクセル作業をしていて時間がもったいない
→非効率を全部メモする
→あなたの違和感(非効率だと思うところ)は提案を生み出す種
②400文字程度で2割提案をまとめる
→早ければ20分ほどでできる
提案のフォーマット:
・達成したいゴール
・解決したい問題(できれば根拠)
・解決策
・最小コストで検証する方法
例:営業資料の修正
達成したいゴール → 提案するときのお客さんの納得感を高めることで成約率を上げたい
解決したい問題 → 営業資料の何ページ以降、事例が少なくてお客さんがイメージをつかめない
根拠 → 営業した後にもっと事例が欲しいというお願いをメールで先月5件以上もらった
解決策 → 今の営業資料に事例を3つ追加する
最小コストで検証する方法 → 自分が作成して1ヵ月やってみて事例の問合せが減れば全営業に展開する
・テキストだけで十分
・一番やったらいけないのはいきなり資料を作り始める
・更に良くないのはこの人は一度思いついたら突っ走って仕事しちゃうタイプと思われること
→月イチ2割提案はミッション外のことである
→何も共有なく勝手にどんどんやっちゃうと上司の目線で「勝手なことやるなよ!」と思われかねない
③上司に世界一謙虚に提案する
→ここの上司の渡し方が一番大事
・どんなに自信があったとしても上司の意見を最大限尊重する
→アドバイスをもらうという姿勢で臨む
改善案の実践例:
「お忙しところすみません、営業資料の改善提案があるのですけど、今お時間宜しいでしょうか。今の営業資料はとてもよくできていて成果も上がります。ただ事例のところはもう少し改善できるのではないかと思いました。もしよろしければ簡単に改善提案考えたので見て頂けないでしょうか?」
・改善案を出すということは「そこに気付いていないあなたは無能だ」というメッセージを与えてしまうことになる
④OKもらったら5割まで詰めてフィードバックをもらう
→この時点で仕事のゴールまでの道のりは80%終わってるのと同じ
→大枠は埋まっているので後は小さい各論を詰めていくだけ
月イチ2割提案で身につく能力:
問題発見能力、課題解決能力、提案能力
〈スワッキーのつぶやき〉
~上司・先輩の力を借りて仕事を進めよう~
仕事を進めていく上で、「自分の頭で考えて行動する」ことは全ビジネスパーソンに求められる常識中の常識。しかし、新入社員は唯一上司・先輩の知恵を借りて仕事を進めていける稀な存在です。もっと言えば、「知恵を借りなければ仕事ができない」存在かもしれません。一見すると、「力不足で申し訳ない」という気持ちにもなりますが、捉え方によっては「優秀な人の知恵を借りれば借りるほど質の高い仕事」ができる最強のたけのこになれる貴重な存在なのです。
言わずもがな、会社では一人で完結する仕事はありません。上司や先輩などのチームで協力しあってプロジェクトを進めていく組織構成になっています。協力し合うためには、自分ができないことをチームや上司のお願いをして仕事を頼んだり、教えてもらったりしながら進めるのが基本です。
自分単体で仕事を進めるのが難しい新入社員社員は、「多くの社員を巻き込んで仕事ができれば、自分の頭で考えなくても仕事を前にすすめることができる」存在です。自分が未熟であることを認識しているからこそ、自分で誤った判断をしないよう慎重に仕事を進めていきます。自分ができない分野を上司・先輩の力を借りて仕事を進めていく力が身につくと、自分のレベルが上ったときに更に難易度の高いプロジェクトをこなすことのできる人になれるのです。
実は、中途採用から入った人だとこの「多くの人を巻き込む」ができなかったりします。会社から期待された「即戦力」として入社しているため、自分のできない分野は基本的には担当しません。そうなると社内のネットワークの開拓も難しく、仕事が限定的になってしまいます。
自分自身では気づくことが難しいですが、新入社員には無限の可能性を秘める「伸びしろ」があるのです。この伸びしろがいかに素晴らしいビジネススキルかをあなたには理解してもらいたいと思っています。
その上で、僕が誰よりも尊敬してやまないマコなり社長の知恵を借りながら、社内で圧倒的に活躍できるたけのこになってください。この記事の全ての内容を体現できるようになれば、あなたは最強のたけのこになれます。スカイツリーなんかより遥かに高く伸びるあなたの成長を、ニヤニヤしながらこの記事を締めくくることにします。
最後までお読みいただきありがとうございます!たけのこ万歳!
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