『津軽』を読んだ

太宰治の『津軽』を読んだ。
おそらく人生で2回目だったと思う。

津軽の澄んだ空気、晴れ渡る空に岩木山が凛とたたずむその光景を想像することが出来る。

文章からその土地の香りや色彩が伝わってくる。ワインでいうテロワールというやつだろうか。

そして、作者の故郷に対する想いや恥じらい憧れがありありと見える。

こういう文章が好きだな。目を瞑れば時代や空間を超えた景色が浮かぶ、そんな美しい文章を書きたい。

改めて好きな作名だなと再認識したのでした。

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