7/28:本拠地有観客開幕/菅野5勝目/岡本12号
こんにちは。有観客開幕戦行ってきました。
今回はバックネット裏の内野指定席S。
中央から見ると少し3塁側でした。
広角で撮影するとこんな感じ。グラウンドが広く見渡せてよかったです。今まで可能なら1塁側主義だったんですが、巨人ベンチが見える3塁側もいいですね。
ちなみに試合前に立ち寄ったG CAFEの記事はこちら。
それでは試合を振り返りましょう。
試合結果
巨人先発はリーグトップ4勝のエース菅野。横浜は2勝の井納。
試合は4-2で巨人が逆転勝ち。
7回2失点と好投した菅野が勝利投手で5勝0敗。
中川が3セーブ目。敗戦投手は井納で2勝2敗。
ホールドが巨人の高梨、大竹につきました。
本塁打は横浜が4番キャプテンの佐野。4号。
巨人はこちらもキャプテン坂本が5号。
4番岡本がリーグトップの12号。
その他の記録だと誕生日の亀井が4-2のマルチ安打。打率を.310に。
丸、パーラそれぞれ1打点。
増田大がリーグ2位の7盗塁。
試合経過
先制は横浜、1番梶谷のセカンドへの内野安打を吉川尚が悪送球。ライトのパーラがセカンドの後ろでカバーに入っていたため、ファーストのベースカバーがおらず梶谷は一気に三塁に。記録はワンヒットワンエラー。
2番ソトの犠牲フライで横浜先制。0-1
1回裏、坂本が2試合連続の5号ソロですぐさま同点。1-1
4回裏、4番岡本が打ってからスタンドインまで7秒のホームランで勝ち越し。2-1
この回、パーラの内野ゴロの間にも加点します。3-1
6回表、横浜の4番佐野が粘って8球目を弾丸ライナーでスタンドへ。3-2
佐野は3-2で打率を.363に。1-2打席目の安打と本塁打は粘ってからでした。
8回裏、亀井のヒットですかさず増田大が代走に。
この時の投手は左の速球派エスコバー。牽制された直後に盗塁を決めます。
1死2塁で丸のタイムリーで先制。4-2
終盤はベンチワークが光ります。
8回表に登板した高梨が3者凡退の好投をすると、8回裏の攻撃中も高梨はベンチ前でキャッチボール。中川が先週連投、敗戦したこともあり、澤村もファームへ。9回もあるぞという姿勢を見せます。
9回、先頭の左打者戸柱にラミレス監督は右打者の中井を送ると、投球練習を終えた高梨が1球も投げずに降板。右の大竹に。
横浜はさらに代打で左の乙坂。最初から大竹を送っていたらそのまま戸柱、もしくは乙坂や山下だったと思います。結果的に中井を打席に立たせずカードを切らせました。
大竹は1死取りますが、柴田に内野安打を許します。
次の打者が9番エスコバーなので横浜は代打山下。
左打者が送られたのを見て、大竹から左の中川に継投。
山下三振、梶谷は内野安打で出塁し2死1,2塁になりますが、最後はソトを内野ゴロに打ち取りゲームセット。
巨人は2連勝で20勝一番乗り。横浜は2連敗で借金2です。
戦評
この前の神宮観に行った時にサヨナラ負けだったので、今日は祈る気持ちで観ていたのですが、無事に勝利してよかったです。
菅野は立ち上がりから好調じゃないのはわかりました。直球は150キロ出ていましたが、スライダーが時々甘く入って安打を打たれる。球数も多く初回で20球以上。
それでも自責点1の失点2でまとめたので流石です。ピンチになるとギアを入れて三振で押さえつける。エースの貫禄ある投球でした。
直後に追いつけたのも大きいですね。こういう場面で打つから坂本は憎い。いい意味でね。勝利打点は岡本。丸がダメ押しタイムリー。
ウィーラーや高梨と新戦力も活躍し終盤はベンチワークも見応えあり。
役者が魅せる野球というか、素晴らしい本拠地開幕戦を見せてくれたなと思います。
個人成績を少し見てみましょう。
先発の菅野は防御率を1.69にしました。2位の西が1.87。規定投球回を下回りランキングから一旦消えましたが青柳が1.80。
勝利数では菅野が5勝、阪神青柳、ヤクルト小川が4勝、サンチェス、戸郷など5投手が3勝で追います。(29日の先発は戸郷の予定です)
この日7つの三振を奪った菅野は奪三振46でリーグトップ2位は横浜の今永で44。その次は中日の大野で36、阪神の西と中日の梅津が34です。
被打率は.181でリーグトップ。2位がちょっと意外だったんですが桜井で.211。
WHIPは0.87でダントツトップ。2位が横浜の平良で1.04、3位がまたも桜井で1.09。
菅野、(降格しましたが)サンチェス、戸郷、桜井の4枚看板になっていますね。
岡本は打率リーグ10位で.319。安打数は9位の38。本塁打はトップの12本。2位の中日ビシエドが9本なので早くも独走モードです。
打点はリーグ2位で32。1位のヤクルト村上は33でここは射程圏内です。3位は中日ビシエドで27。村上との一騎討ちになりそうですね。
その他のランキングだと盗塁数で1位の阪神近本が9盗塁、2位に増田大で7盗塁。3位は広島の堂林で5盗塁。ヤクルト山田も5盗塁ですが調整のため降格したので差は広がりそうです。
OPSランキングは広島鈴木が1.104、2位に岡本で1.072、3位がヤクルト青木で1.062、広島堂林の1.050、ヤクルト村上の1.006と続きます。トップ5人が1.00を超えるハイレベルな争い。
打率は悪いのですが、OPSだと11位に丸が.859、15位に坂本が.790と上位にいます。主力にも当たりが出てきているので、ここらで爆発して十数点取らないかなと期待しています。
その他
東京ドームに「THANKS FANS」、「WELCOME HOME」、「WITH FANS」のスタンドアートがあるのですが、このボードがハリセンになるんですね。
これ個人的にはすごく良くて、チャンステーマとかずっと手叩いてると疲れるし、手も痛くなるし、ハリセンだと楽に音を出せるし、周りに人座っていないので、昨日の席だと前の席の背もたれを叩いてました。
ちょっと申し訳なくなるくらい相手を飲み込む応援でした。