エピソードトーク『夏の思い出-一日目-』
プロローグに続き一日目です。
プロローグに書き忘れましたが、夏休みは後5日しかありません。
それとC君とは高校で出会って、コースもクラスも違うので、そんなに知らないし、学校以外で会うのは今回初めでです。
【一日目】
そんなこんなで、A君の家まで自転車で向かいます。とは言っても近所なので5分ほどで到着。
そこからC君の家まで向かうのですが、C君の家は電車で40分ほどかかるので、一時間半かかりました。
その道すがら、お互いの持ち物を確認したのですが、二人とも
・着替え二日分のみ
・所持金は2万円前後
・それ以外の持ち物はほぼなくタオルが一枚あるぐらい
と示し合わせたような、舐めっぷりを発揮しました。
C君の家に着くとお昼時で、C君のお母様が昼食を用意してくれていました。冷やし中華だったようなチャーハンだったような。
お腹がいっぱいになったのと自転車に乗った疲れからか少し横になってると、三人とも寝てしまい、気が付くと16時を過ぎていました。
元々の予定では12時ぐらいにC君の家を出発する予定だったのに…。
ってことで慌てて出発。三人ともテンションが高かったので三時間ほど休憩もせず走り続け、気付けば難波まで来てました。
普段歩いてしか通らないところを自転車で走るのは違和感もありながら、爽快感もあって楽しかったのをよく覚えています。
そんな調子で何度か休憩を入れながら走り、日付が変わる頃に神戸に到着し、公園で野宿をすることに。
ここで一日目は終了です。夏休みは残り四日。
【二日目】に続きます。
注)書きながら気付きましたが、A君とC君がいるのにB君がいないのは、意味はありません。間違えただけです。