2024夏の服のハナシ

「着たい服がない…」
それは唐突にやってきた。
 
この夏の私の制服は5着。
①JSのブラウス（多分2010年～）
②cosのコットンニット（2020年～）
③ホームスパンの白T＋netuiiビスチェ（2023年～）
④yeeデニム（2024年～）
⑤ナゴンスタンスの撥水パンツ（2023年～）

中でも、①のブラウスは14年程前、②のニットは4年前に購入して以来、ずーっと夏のスタメン。どちらも何柄とは言えない柄や色がとても気に入っていて、あきやさんの講演会やガールズなどと遊ぶときも着た。着るたびに可愛いなあと思える大好きな服。
 
それなのに。
8月某日、ライブに行く服を選ぶとなったとき（暑いし踊るので③は除外）、突然「何か違う」と思ってしまったのだ。よく見ると、もうくったくた。その上ニットは首元が少し破けており、玉結びすらままならない私が適当に縫った状態。大好きな服なのに急に色褪せて見えて、それがちょっと悲しかった。
ライブだからライブTを着ればいいじゃない？とも思ったが、手持ちのライブTは部屋着としてヘビロテしておりとても外には着て行けないし、今回のライブTはサイトで見る限りあまり気分ではない。
そう、この時点で既に手持ちを着る気はゼロ。

そのとき急に、SNSで見かけた某ファストブランドのリボンTを思い出した。アーティストのイメージとも合う。会場近くの店舗に在庫があることを確認し、ライブ前にTシャツを見て（買って）から行こう！とJJGらしからぬ計画を立てた。
 

当日。午前中の仕事をそわそわしながら終え、白Tにyeeデニム・ピンクソックス・厚底靴（超重要）で、美容院に行ってから、いざ現地（のファストブランド）へ。Tシャツだけで何種類も置いてあるお店でお目当てのTシャツが見つからず、店員さんにスクショを見せて探して頂いた。わー、ありがとうございます！可愛いリボン！…思ったよりオーバーサイズだな？でも、とりあえず試着だ！
 
しかし、そこに居たのは、リボンをかけたベイ〇ックス。orz
 
大ショック！あーどうしよう！でもこの服で会いたくない！切羽詰まった私はすごい勢いでTシャツを物色し片っ端から試着した。その中で一番しっくりきたのが、全面にラインストーンが付いたTシャツだった。キラッキラで派手！なのに似合うんである（ちなみに私のPDはアバンギャルド）。動くたびにチラチラ光るので、ライブ中気付いてもらえるかもしれない！と勝手に妄想してお買い上げ。そのままライブに向かった。

ライブは1階一桁列の通路側というかなり良い席で、私の身長でもずっと顔が見えた。ハピネス！リアルファンタジー！
トーク中に手を振ったら振り返してくれた！（絶対にそう）キラキラの威力よ！！

30年来ファンのガチ思い込み@ヨコハマ

そして、その日以来お出かけではキラキラTをよく着ている。JJGオフ会もこれを着て参加した。夏の終わりにちょっとキラキラする思い出。（オフ会含めて「キラキラですね！」と色々な方から言われるけど、「ギラギラですね！」とは言われてないので、まあ失礼にはならない光り方なんだろう、と勝手に解釈。）

振り返りと2025年夏への申し送り

お気に入りの服だけで過ごしたとは言え、メインが古株だったことと夏が長いことで「飽きてしまった」というのが本音。ただ今回の制服①と②は、本当によく着たので心からの感謝と共に卒服できる。

書いてて気付いたのだが、トップスは柄物（もしくは柄と同等の装飾があるもの）が好みらしい。ただ装飾が甘過ぎる、重過ぎると野暮ったくなるので注意。前開きがベストだけど、着脱が簡単ならプルオーパータイプも可。できれば2着欲しいので、好みの柄に出会うために早め早めに探すべし。

私の場合、長く着ている服は「迷いなく」「一目惚れした」服である。そういう服は買った場所や値段まで詳細に覚えている（例えば、①のブラウスは後輩の結婚式で訪れた神戸の路面店で15,800円）。そういう服だけのクローゼットにしたいので、試着旅はできる範囲で季節を問わず続けること。

先日ガールズと話していたんだけど、秋冬は何着よう、春夏はいつから探そうって、お洒落って忙しい。でもとても楽しい。