【感想】映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
こんにちは、これが401本目の記事となったすうじょうです。今日は、初めての試みですが、映画の感想を書きたいと思います。
私のマリオゲーム遍歴
まず、私がどのマリオ系のゲームを遊んだことがあるかを紹介していきます。ここに並べるのは、映画に関係があるものです。もともとのゲームの発売順で並べると、
「マリオブラザーズ」(3DSバーチャルコンソール版)
「スーパーマリオブラザーズ」(3DSバーチャルコンソール版)
「スーパーマリオブラザーズ2」(3DSバーチャルコンソール版)
「スーパーマリオブラザーズ3」(3DSバーチャルコンソール版)
「スーパーマリオワールド」(スーパーファミコン実機版)
「スーパーマリオUSA」(3DSバーチャルコンソール版)
「スーパードンキーコング」(スーパーファミコン実機版)
「スーパーマリオ64」(64実機版)
「ディディーコングレーシング」
「マリオカートDS」
「Newスーパーマリオブラザーズ」
「マリオ&ルイージRPG3!!!」
「マリオvs.ドンキーコング ミニミニ再行進!」(DSiウェア)
「スーパーマリオ3Dランド」
「マリオカート7」
「Newスーパーマリオブラザーズ2」
「ルイージマンション2」
「スーパーマリオメーカー」(3DS版)
「マリオカート8デラックス」
他にも、「マリオパーティ」シリーズや「マリオゴルフ」、「マリオテニス」などの作品はいくつか遊んだことがあります。
年齢的には、ニンテンドーDSや3DSの世代ですが、家には、スーパーファミコンとニンテンドー64の実機があり、それでも遊んでいました。
このようなゲーム遍歴をたどったので、ある程度のマリオファンと名乗れるのではないでしょうか。また、最新のマリオシリーズはまだ遊んでいませんが、Switchを持っているので、そのうち買うつもりです。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想
この映画はストーリーを楽しむというよりも、マリオを始めとしたキャラクターをゲームと照らし合わせながら、楽しむものだと思っています。マリオシリーズのファン向けに作られた映画という印象です。ただ、何も知らない子どもが見ても、楽しめるようにはできているように感じます。
ストーリーとしては、大きく変わったものではありません。その一方で現在も全世界の興行収入を伸ばし続け、異例のヒットとなった背景には、ニンテンドーゲームを遊んだことのある人が全世界に多くいて、ファンに受けているからではないでしょうか。
最初のシーン、クッパ軍と戦っていたペンギンは、「スーパーマリオ64」の雪山ステージで登場したキャラクターです。氷のコースの上を滑って、競った思い出や、ペンギンの子どもを親の元へ運んだ思い出があります。
マリオ・ルイージは、ブルックリンで配管工として働いています。ある日、大規模な下水漏れが起こり、それを解決するために下水道へ向かい、そこで緑の土管を見つけた。ルイージが土管に吸い込まれて、それを追ってマリオも土管に入ると、その先は異世界となっていた。ちなみに、ブルックリン市長として登場した女性はポリーンで、「マリオ vs ドンキーコング」シリーズや「スーパーマリオオデッセイ」で登場しています。
ストーリー展開で意外に感じた点は、マリオがピーチではなく、ルイージを救いに行くところです。また、ピーチが活発に動くさまは最近のマリオシリーズを意識してのものでしょうか。ルイージがライトをもって、クッパが支配する領域に迷い込む様子は、「ルイージマンション」シリーズを思い起こされます。
キノコ王国の町並みや個性的なキノピオたちは、「マリオ&ルイージRPG」シリーズを意識されていると思われます。ピーチ城については、ステンドグラスの模様から「スーパーマリオ64」の城を意識していると思われます。
そして、ピーチ・マリオ・キノピオの3人は助力を求めに、ドンキーコングたちの住む領域へ向かいます。
ドンキーコングとのバトルでは、観客の中に「ドンキーコング」シリーズで登場したキャラクターが少し映っていました。バトル中の?ブロックからは、「Newスーパーマリオブラザーズ」シリーズで登場するマメキノコや最近の「スーパーマリオ3D」シリーズでよく見かけるスーパーこのはが登場します。タヌキマリオが空を飛べるのは、「スーパーマリオブラザーズ3」の仕様ですが、その飛び方がしっぽをプロペラのように使っているのはゲームと異なる点です。
ドンキーコングたちの住む場所では、「マリオカート7(8)」を思い出させるようなグライダー付きのカートやバイクが登場します。また、カートをカスタマイズするやり方はゲームと同じでした。
そこから、ドンキーコングたちとともに裏道を使って、クッパ城へと進みます。そこで、クッパ軍と対峙することになりますが、そのコースがレインボーロードでした。レインボーロードは昔から「マリオカート」のコースとして存在しており、難易度が比較的高いコースの一つです。そして、クッパ軍の幹部?がトゲゾーで、マリオカートで1位に襲い掛かる青こうらを思い出させます。
クッパと対峙するピーチが使ったのは、アイスフラワーでした。個人的な印象としては、アイスフラワーといえば「NewスーパーマリオブラザーズWii」です。また、クッパの性格は「マリオ&ルイージRPG」シリーズとは違って、「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのように欲深くピーチとの結婚を狙っています。
最終的にクッパは、マグナムキラーを使います。これは、「マリオ&ルイージRPG3!!!」のクッパ軍を思い出させます。
その後、ブルックリンへと舞台が移り、スーパースターを手にしたマリオがクッパを倒します。スーパースターは敵を即死させるアイテムではないのは、「マリオカート」シリーズと同じような仕様といえるでしょうか。また、スーパースターを特別扱いするさまは、「マリオパーティ」シリーズを彷彿とさせます。
エンディング後には、ブルックリンの地下にヨッシーの卵が出現し、次回作への予告だと考えられます。(エンディング途中で帰った人は見逃したかもしれません)
全体を通して、私が今まで遊んできたゲームの記憶が呼び起こされて、面白かったです。また、マリオやルイージなどの個性的なキャラクターを感じることができました。映画の人気から、改めてマリオというコンテンツの人気の高さを実感し、驚きました。
最後に
ここまで、かなり書きましたが、これでも映画内のすべてのネタを拾ってはいません。また、内容が一部、不正確である可能性があります。
映画の内容をより楽しむためには、「レッキングクルー」、「スーパーマリオワールド」、「スーパーマリオ64」、「マリオカート7(8)」、「マリオ&ルイージRPGシリーズ」、「ドンキーコングシリーズ」をプレイしてみるとよいかもしれません。個人的には、これらの要素が特に強く反映されているように感じます。これらのうち、いくつかのゲームはSwitchで発売されているか、ニンテンドーオンラインで遊ぶことができると思います。では。