今までの優しい顔じゃない。怖いな。どうしよう。 「え?何が?そうかな〜」 「、、、だいぶ喰われてるよ。もう本体が飲み込まれている。別のモノが99%くらいだ」 悠長に…
人工太陽を作ってみたら、人間どもが集まってきた。 人工太陽は、決まった時間に沈んで、決まった時間に昇っていく。 人工太陽の影に、言葉を散らしてみた。人間はそれを拾…
ある夜、扉をノックする音が聞こえた。 風の強い夜に、訪ねてくる人もいないはず…。 私は、いつも鍵をかけている。 じっとしていると、扉が開く音がした。 「すみません…
うわー、頭で考えてる。。。 ダンサーさんは練っていくほど密度を上げている。 私は一人、気後れ始めていた。 やることは、自分に嘘をついて体を動かしてはいけない。 ダ…
5人が両腕を広げ、仰ぎ見る。 何の楽器がわからない。水の中にぼわーっと溜まるくぐもった音のタール。 私は耳を塞ぎながら、全身を委ねる。 耳の気圧の違和感が、私を不…
きっと誰にでも、あれはなんだったのか?という記憶があるのではないだろうかー。 私は大人になっても、ふっと浮かぶ幼少期の記憶ある。ある日常の記憶なのだが、私にとっ…
銀座の夜23時過ぎは、目力強めの男女が闊歩している。ギラギラした活力、まだまだこれからだ。 年配の女が花束を腕に抱え、銀座の交差路に立っている。1つ千円、女の子へ…
こんにちは。maaと申します。 主に、何だろこれ?という感覚や面白かったなあーを、気分次第で小説形式で投稿しようと思います。 何だろ?に対する答えや次の展開はなく…
suu maa
2024年8月26日 02:05
今までの優しい顔じゃない。怖いな。どうしよう。「え?何が?そうかな〜」「、、、だいぶ喰われてるよ。もう本体が飲み込まれている。別のモノが99%くらいだ」悠長に答えているのは、別のモノの方。のっとりが反転して現実に物質的な力をもって現れてきた。別のモノは嬉しくて仕方ない。こんな成功、全てに知らしめたい。反転できるって、ワクワクすること。天地がひっくり返ることだ。わたしは全くいたたまれない
2023年12月19日 01:35
人工太陽を作ってみたら、人間どもが集まってきた。人工太陽は、決まった時間に沈んで、決まった時間に昇っていく。人工太陽の影に、言葉を散らしてみた。人間はそれを拾い始めた。人間どもは、何かを知ろうとしていた。わからないけど受け取ろうとしていた。人間どもは、お互いを観察し、学び、集まって新たに獲得していく。人工太陽は、人間どもの心の中に、光や闇を育ませた。そして、「マーーーー」という音を
2023年9月5日 15:02
ある夜、扉をノックする音が聞こえた。風の強い夜に、訪ねてくる人もいないはず…。私は、いつも鍵をかけている。じっとしていると、扉が開く音がした。「すみません、、こちらmaaさんのお家ですね。ただ引き篭もっているときいたので、話にきました。」背の高い、鼻の長い老婆が、階段を上がってくる。私は気配を感じながら、ただソファでじっとしている。そちらを見なくても、その姿を感じ取っていた。
2023年2月23日 10:22
うわー、頭で考えてる。。。ダンサーさんは練っていくほど密度を上げている。私は一人、気後れ始めていた。やることは、自分に嘘をついて体を動かしてはいけない。ダンサーさんやみんなを受け取って、全力で一致させたものを出す。、、、頭で分かっていても、そう思った時点ですでにアウトだ。「とにかく全力でやります!」「?!、、、あ、そういう感じなのね。今、鬼滅の刃やってるから観てくれば?」いきな
2023年2月22日 02:00
5人が両腕を広げ、仰ぎ見る。何の楽器がわからない。水の中にぼわーっと溜まるくぐもった音のタール。私は耳を塞ぎながら、全身を委ねる。耳の気圧の違和感が、私を不快にさせる。「それ、面白いからそのままやってみて。何覗いてるのかなーって」私は舞台の真ん中で突っ立っていた。この音の中で、人に晒されていた。自分から、瞬時に離れては引っ張り戻す。一人でいたら、人混みに紛れていたら、こんなに自分か
2023年1月21日 22:41
きっと誰にでも、あれはなんだったのか?という記憶があるのではないだろうかー。私は大人になっても、ふっと浮かぶ幼少期の記憶ある。ある日常の記憶なのだが、私にとっては小さい自分以外の、何か未知のものに繋がっているような、不思議な感覚が残っている。4歳の頃の記憶だ。地平線が広がる広場に、大きなくっきりした虹がかかった。一緒に遊んでいた子供達は、歓喜の声をあげ集まった。私は虹を見ながら、湧き上が
2023年1月21日 13:14
銀座の夜23時過ぎは、目力強めの男女が闊歩している。ギラギラした活力、まだまだこれからだ。年配の女が花束を腕に抱え、銀座の交差路に立っている。1つ千円、女の子へ、奥様へ、と通り過ぎる男たちに花束を押し出す。赤い薔薇、ピンク、黄色、、、小ぶりの花束だ。男たちは、無碍に、または笑いながら首を横に振って通り過ぎる。抱えた腕に4つほど、歩道の上のバケツにも同じくらいの花束が残っている。あと7、8
2022年12月28日 14:42
こんにちは。maaと申します。主に、何だろこれ?という感覚や面白かったなあーを、気分次第で小説形式で投稿しようと思います。何だろ?に対する答えや次の展開はなく、消化したことにせずに、感じたところまでを「まんま書く」ーという実験です。場面のピースをぱらぱらと置き、パズルができるかできないか分かりません。ある意味、あと味悪いの悪いことになるかもしれません。よかったらお読みください(*