「君たちはどう生きるか」を観るか悩んでいる方へ
こんにちは。知恵係です。
第96回アカデミー賞授賞式が2024年3月11日(日本時間)に開催され、
スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』が
長編アニメーション映画賞に輝きました。
宮崎監督が長編作品からの引退を撤回して作られた今作品、
観に行こうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
1.宮崎駿21年ぶりの受賞作
スタジオジブリの作品が同賞に輝くのは、
第75回アカデミー賞の『千と千尋の神隠し』以来21年ぶり2度目。
宮崎監督作品としては、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』
『風立ちぬ』に続く4度目のノミネートでした。
今回のアカデミー賞では『ゴジラ-1.0』と日本の作品がW受賞で盛り上がっています。
『ゴジラ-1.0』は視覚効果賞を受賞しましたが、クオリティの高さが評価され受賞につながったようです。
同賞の歴代の受賞作品には、「アバター」や「テネット」といったハリウッドの大作がありますが、これらと肩を並べる『ゴジラ-1.0』はどれほどのクオリティなのか、映画館で観てみたい気分にもなります。
2.映画の評価
『君たちはどう生きるか』、こちらについては海外での評価も高く、批評家からの評価も圧倒的で、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞をはじめ、数々のオスカー前哨戦でアニメ映画賞を受賞しました。
いまの時代でも手書き表現された、昔ながらのような2Dに近いようなアニメーション表現で"作品力"が評価された、という記事も目にしました。
アメリカの観客からは「こんな表現を見たことない」とハリウッドのアニメーションにはないワクワク感を与える表現があり、評価が高かったようです。
日本では内容が難しい…とこれから観る人の背中を押すような一般のコメントは少ないようで、日米で受け取り方は異なったようです。
そんな中でも、アカデミー賞を受賞した今作品は宮崎駿の最後の作品になるかもしれない、となると観ておきたくなります。
そこで、あと一歩が踏み出せない方へ、
映画を観る前に【ガイドブック】を読むことをお勧めしたいです。
3.鑑賞前にガイドブックがお勧め
スタジオジブリの宮崎駿作品に携わったスタッフ、声優陣のコメントが記載されています。
冒頭には作品紹介が載せられ、宮崎駿監督が考えた企画書の内容もあるので、難しいと言われる今回の映画の概要に触れることができます。
映画を観たときにストーリーを理解しやすいと共に、映画を作った人達の想いを思い浮かべながら観ることができると思います。
私はこのガイドブックの発売より前に映画を観ていましたが、
ガイドブックを読んでから映画を観たらより楽しめたかもしれない、
と思ったので、今回記事に書きました。
観るか悩んでいる方へ、参考になれば幸いです。