毎日ゲームOKにして目標達成率が25%改善した話
我が家には小学生の娘と幼児の息子、2人の子どもがいるのですが、毎日ゲームをすることを解禁してから、学習面での目標達成率に大幅な改善が見られたのでここに記録を残そうと思います。
テレビゲームに関する我が家のルール
我が家のテレビゲームに関するルールは以下の3つ
①遊べるのは土日祝日のみ
②時間は1日30分
③プレイできるのは宿題や毎日の家庭学習などすべてやるべきことを終えてから
我が家では、これらを守れないとテレビゲームで遊べないルールになっています。
目標シートによる目標設定
我が家では、毎日のやることを明確にするために目標シートなるものを取り入れています。
学習面と生活面で分け、毎日ルーティンで行う目標を設定し、実行できた場合は○を、できなかった場合は☓を書き込み、毎日子どもたちに記録させています。
学習面では主に学校の宿題や家庭学習でのドリル、ピアノなどの習い事の練習などを設定しています。
生活面では10時までに寝る、7時までには起きるなど早寝早起きを習慣づけられるような内容や、幼児の息子にはチクチク言葉(人を傷つける言葉)を使わないといった目標を設定しています。
記録をグラフ化してみた
目標シートの記録をなんとか続けてこれたのでこれまでの記録をグラフ化してみました。
Y軸が目標達成率になります。
娘の記録
息子の記録
目標シートを運用しはじめた当初(2017年9月ごろ)は、母である私も頑張って子どもたちにタスクをこなすよう促していたので、そこそこの達成率でした。
しかし日々の生活や自分自身の仕事も忙しくなり、それらもおろそかになっていきました。
当然、達成率も下がる一方。
どうしたものかと思いつつ、毎日の生活に追われ、時間は過ぎていきました…
3月以降毎日ゲームで遊べるように
2018年2月後半に、娘が以前から夫と約束していたとある目標を達成したため、毎日テレビゲームで遊べる権利を獲得しました。
娘だけ毎日ゲームOKというわけにも行かず、幼児の息子も毎日テレビゲームで遊べる権利を獲得し、晴れて我が家の子どもたちは、毎日テレビゲームで遊べるようになりました。
もちろん、子どもたちは大喜び。
一方、母は、子どもたちがやるべきことをきちんとこなしてくれるのか不安もありました。
振り返ってみると
毎日ゲームで遊べるようになってから2ヶ月以上たったので振り返ってみると、毎日ゲームで遊べるようになった2月と3月あたりをを境に、学習面での目標達成率に大きな変化が。
娘:2月以前 平均64% → 3月以降 平均82.5%
息子:2月以前 平均70% → 3月以降 平均95.5%
学習面での目標達成率が
娘が18.5%
息子が25.5%
それぞれ改善していることが判明。
いろいろ不安はありましたが、ふたを開けてみると、子どもたちはゲームをするために一生懸命、毎日のルーティンタスクをこなしてくれるようになり、オンオフのメリハリがつくとともに、毎日のタスクが習慣化しました。
さらに休日だけゲームを解禁していた頃と比べると、ゲームをやりたいという強い欲求があるために、母が言わずとも自発的にタスクをこなしてくれるようになりました。
一方で、娘の場合、3月から4月にかけて生活面での目標達成率が著しく低下してましたが、息子は特に影響を受けておらず、むしろ達成率は良くなっているため、これに関しては娘自身の問題で、春休みから新学期が始まり生活リズムが乱れてしまったことが原因ではないかと思われます。
親を悩ませる欲求のコントロール
ゲームは楽しいし、たくさんプレイしたくなりますよね。ハマるともっともっとやりたくなってしまうもの。大人でもその欲求をコントロールするのは難しいですよね。
今回、学習面の目標達成率で良い結果がでた我が家。実はじめから上手くいったわけではありません。
ゲームが我が家にやってきた当初、なかなかルールを守れずに親の逆鱗に触れたこと数知れず…
一時期、何度言ってもルールを守れなったため、ゲーム禁止令が言い渡され、半年以上ゲーム禁止になりました。
泣いてもわめいてもダメ。ダメなものはダメ。
子どもたちは長い間ゲームで遊べなくなりました。
この苦い経験と、ゲームをしたいという強い欲求があるため、今のところ約束を守ることができ、上手く機能しているのかなと思います。
最近の様子
Nintendo Laboがが我が家にやってきて夢中になっています。
トイコンガレージを使ったモノづくりは、むしろ積極的に行ってほしいので、ニンテンドーラボに限ってはプレイ時間を長くしてあげるか、悩んでます。
なにはともあれ目標シートを記録していく習慣はこれからも続けていきたいので、また気づきがあったらここに記録するかも。
今日はこの辺で。