社会人2年目の春、パニック障害に④(2回目の通院と休職)
前回の続き
初めての通院から二週間が経ち、2回目の通院日になった。
この日彼氏は仕事だったが、半日の休みをもらい、一緒に病院へ向かった。彼氏と一緒だったからか、電車では発作が出ることはなかった。
2回目の診察では、この二週間どうだったかを聞かれたため、発作のことや仕事を調整してもらったことを伝えた。
診察に行く前に、彼氏から「いつでも休んでいいと思っているから診断書もらえるならもらってきな」と言ってもらっていたこともあり、先生に診断書について話をしたところ、すぐ診断書を書いてくれた。
診断書には「パニック障害」という病名が書かれていて、改めて自分がパニック障害であることを実感させられた。
後日、出勤した際に2回目の通院のこと、診断書のことを上司に報告した。
上司からは診断書は迷わずに使っていいからねと言っていただいた。
数日間働いてみて、もう少し頑張りたいという思いもある中、これ以上頑張れないという思いもあり、彼氏と相談した上で、7月末にある大きめなイベントを最後に次の日から休職することにした。
8月にある夏休みまでは頑張りたかったという思いもあり、休職してから数日は頭の中が仕事のことで埋め尽くされていた。
体は休めているようでも、頭は全く休めず、自分でもどうしたらいいかわからない日が何日も続いた。また、何もしたくないけれど何かしないと気が狂いそうになることもあり、この矛盾した思いで一日ぐるぐるして終わることもあった。
正直休職したことが良かったと思うことができない。
仕事のことが気になって仕方がない。もう少し頑張って働けば良かったかなと思う日もある。
でも、ここで休んでいなかったら完全に壊れていたのかなとも思う。
部屋に閉じこもって、頭の中をぐるぐるさせる日が何日も続いた。
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