与式トレーニング ①
与式トレのいいところは、多くの練習時間を取らなくていいこと。
つまり、学生ランナー社会人ランナー、for so on.
陸上以外の時間を求める人に適していると考えています。
与式トレーニングとは?
よしきさんが企画で毎日1000mを行い1ヶ月で大幅なタイム更新をしました。
僕はこの動画をみて以前からとても興味深いと思っていました。
ですが、自分に取り入れても継続できず、効果が出る前に挫折してしまいました。
そこから自分でも続けられそうに少し変化を加えたのが与式トレーニングです。(もじっただけ)
よしきリスペクト✨
なぜ1000mで伸びたのか
僕はこの理由にFOG筋繊維(ピンク筋)と、vo2max(最大酸素摂取量)が大きく関与していると考えています。
一つ目
FOG筋繊維とは速筋が遅筋の能力を得た筋繊維です。
万能筋と呼ばれることもあり、1000mを60秒前後で走るサラブレッドの90%が速筋繊維で、その半分がfog筋繊維だそうです。
速筋と遅筋の割合は基本遺伝ですが、速筋からfog筋繊維には練習で変えることができるそうです。
fog筋繊維は先程も述べたように、素速く収縮をし続けることが可能な、素晴らしい筋繊維です。
しかし、この図のように、ある程度の練習強度でないと動員されません。
よしきはこの付近の強度で行うことで、fog筋繊維を鍛えていたと思いました。
二つ目
最大酸素摂取量 Vo2max向上
僕はよしきのトレーニングを見て藤井直人氏のトレーニングと近いと感じました。
この練習でフルマラソンを3時間15分9秒で走り切ったそうです。
詳しい練習内容は藤井直人氏のTwitterから見て欲しいです。
とても参考になると思います。
話がずれました。
Vo2maxは強度の高い練習、つまり9割から10割以上の練習で向上します。
よしきは3000mの入りを意識して、高い強度で行っていました。それが結果としてvo2maxを高めていたのでしょう。
他にも、
レースペースで走ることでREの改善
毎日することで練習頻度を高める
これを実現出来ていたのだと考えました。
次回も、よしきさんのトレーニングについて掘り進めます。