「自分の強み」を生かす方法
今回のテーマは「自分の強みを生かす方法」。ココロカガヤキ研究所が自信を持って選んだ男性3人の著作を参考にしてご紹介します。
1)自分のクセを活かす視点
まず、一人目は、八木仁平さんの「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」です。その中で、「得意なこと」を次のように説明しています。
そして、「自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと」として、自然にできるから「才能」(特性や性格と呼ばれることもある)とも言うそうです。さらにその特徴として、
と説明しています。八木さんの面白い視点は、「得意なこと」とは、簡単に言うと「クセ」のようなものと説明しているところです。驚きました。ク、クセ?確かに仕事が速い人は全てが速いです。何事も速くしてしまうクセなのでしょうか。八木さんは、得意なことはクセなので良くも悪くもなく、「長所」にも「短所」にもなると言い、次のように述べています。(引用)
自分の強みや才能は何だろうと難しく考えずに、自分のクセは何かなと考える方が気楽ですね。そして、そのクセを生かして、収入や人生の豊かさにつなげる自分の勝ちパターンにしていくという視点が大事ということで、次の方を紹介します。
2)希少性を高める視点
2人目の方は西野亮廣さんで、「新・魔法のコンパス」です。その中で藤原和博さんの考え方に共感し、紹介しています。それは、「希少価値」を高めるということ。高める方法は、以下の2点です。
まず、得意なこと(クセ)を活かして、「A」という仕事に1万時間を費やすと100人に1人の人物になれる。クセを生かしていれば、時間を忘れるくらい夢中になって、気づいたらそのくらいになっているかもしれません。その後、週末などで別の「B」という仕事に1万時間を費やし、100×100で1万人に1人の人材になる。さらに別の「C」という仕事に1万時間を費やすと100万に1人の貴重な人材になるということです。つまり、3万時間で3種類のことをして希少性を高める視点が大事ということです。さらに自分の強みを活かす視点として次の方を紹介します。
3)強みを活かす環境という視点
YouTubeのリベ大の両学長が次のように言っています。それは、自分の強みは「他者との差」であり、その他者との差を活かせる場がないと付加価値を生まないということです。例えば、身長が高いことが強みの人はプロバスケットボールで観客に興奮や感動を与えて、経済的な付加価値を生むということです。つまり、強みを活かせる環境にいるかどうかを考えるという視点が大事です。そのような環境にいれば、人生が充実すると思いますが、そうでなければ、環境を変えることも考えていきましょう。
これからは人生100年時代です。長い人生の中で、あなたも強み(クセ)を意識し、その強みを活かせる環境を副業や趣味、ボランティア、地域活動などの中で探し、それらを掛け合わせて、自分の希少性を高めてみませんか?その希少性が「新たなあなたの強み」となります。これからの時代や地域は、そんなかけがえのない「あなた」を待ち望んでいます。
以上、あなたの強みを見直す機会となればうれしいです。あなたのココロにカガヤキを。ココロカガヤキ研究所でした。
※なお、お時間があれば、今回の記事の「女性版」をご覧ください。上記と同じで、私が何度も読み直し、勇気をもらう「お守り本」です。
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【参考文献】
お気持ちがとてもうれしいです。感謝です。ありがとうございます。