「相関関係」と「因果関係」
「相関関係」と「因果関係」
ってありますよね
以前、ウェブマーケティングの仕事を
担当していた時に、あるセミナーで
「因果関係と相関関係を勘違いしている人が
たまにいるんです」
という説明をされたことを鮮明に覚えているのです
それぞれの関係を簡単にいうと、
因果関係は、原因と結果の関係があること
相関関係は、一方が変化すれば他方も変化する関
このように表現できるでしょうか
確かに、コンサルをしていても
相関関係があるだけなのに、いかにも
因果関係があるように捉えている方に出会います
例えば
「〇〇をしてみたらどうですか?」
という投げかけをしたとします
この時に
「やったことがないので出来ません」
という方がいらっしゃいます
これが良いとか悪いという話ではないです
あくまでも、相関関係と因果関係の例題です
やったことがないから出来ない
ということは
原因と結果なのかということなのです
確かにやったことがないことに取り組むのは
色々と大変だと思います
でも、赤ん坊はやったことがないけど
いつの日か立つことができます
そして、話ができるようになります
つまり、「やったことがないから・・・」
という理由は、原因ではないことが多いのです
少し分解してみましょう
「やったことがないから出来ない」の間には
やったことがないから、やり方がわからない
やり方がわからないから、出来ない
といったように、「やり方がわからない」
ということが隠れているのかもしれません
このように、相手が省略している部分があり
相関関係なのに因果関係と思っていることも
あるのかもしれません
少し拡大した考えになりますが
このようなプロセスを省略することで
人間関係がスムースにいかなくなることも
時にはあるなぁと振り返っています
相手と会話していて、何か違和感を感じたら
相手が省略している表現は何かを探してみると
良いかもしれませんね
これは、興味がある人向けですが
相手があたかも原因として話していることが
本当に因果関係を持っているかどうかに
注目してみることも面白いかもしれません
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