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トリック・オア・トリートメント

年末は寂しい。
連れ合いと二人。
紅白は見ずに、寝る。
夜中に、港の船の汽笛でびっくりして飛び起きる。
どこかで花火が上がっている。音だけがあたりに響き渡る。
救急車が走り去るのが聞こえる。
年が明けたというのに。
運ばれている人、そして救急隊の人のことを思う。
すっかり目が冴えて、本を読む。
暮れに神社でお払いをしてもらった時に冷え切ってしまった腰がうずく。
ちょっと長い週末が過ぎて行く。
明日も休み。
温かくして体調を戻して。
また仕事に向かえるように。
いたずらかお菓子か。もう二か月も前のイベント。
一生に一度も関係がないお祭り。
クリスマスも
正月も
まあ同じようなもんだ。
つつがなく過ぎて行く日常に感謝。
髪でも切りに行くか。
新年だし。
床屋やってるかな、どこか。

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