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見えているものと人の心

自分が前に出ていると、視野が狭くなる。見えているものが自分の中のものだけになってしまう。より広く見るには、まず、人の心に寄り添ってみること。少し寄り添えば、そこから、視野がどんどん広がっていく。そうすれば、人の痛みや辛さが自然と自分の中に入ってくる。共感というよりは、そのものになるという気持ち。それがさらに深まれば、もしかしたら、すべてがつながっているという感覚に辿り着けるのかもしれない。そうなれたら、きっと何も怖いものはなくなるのだろう。

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