うつ病の人の食欲がない状態ってどんな感覚?風邪との違いとは?
辛い時の症状、状態はこんな感じ
・突然涙がでてくる
・目を見て話すのが怖い
・人混みに行くと発作がでる
・お腹が空かない
例えば、風邪を引いた時など、食欲がなくて1食抜くなんてことは誰しも経験のあることだと思います。
ただ普通と違う点は、「一生お腹が空かないんじゃないか」「このまま食べられず死ぬんじゃないか」「食べても味を感じない」などと感じてしまうこと。
ただ、その時食欲がなくて食べられないだけなのに。それが死に直結するわけないのに。ただ生きるために食べることさえもできないなんてと、とても悲観的な考えになってしまう。
しかもそれを、そんなわけないと理解できる冷静な感情もあるのに、負の感情に乗っ取られてしまって、自分では制御できないから余計に辛い。
冷静に考えれば、1食抜いたところで死なないし、食欲がないだけで悲観的になるなんて、意味がわかりませんよね。
でもその瞬間は、それしか考えられなくなるんです。負の感情がコントロール出来ないことは、思っている以上に辛いものです。
分かってるのに、理解してるのに、なぜそんなことが出来ないのか。ストレスになってしまうのか。
こんな感じの負のスパイラルに落ちてしまうと、なかなか抜け出せないんですよね。
身近な人が食欲がない時
食欲がないならお粥とか、サッパリしたものなら食べられるだろう。これがまたちょっと違う時があります。
風邪とは違って、脂っこいから、サッパリしたものじゃないから食べられないのではなく、食べ物自体に拒否反応がでている状態です。
その人によるとは思いますが、できればそっとしておいてあげるといいかと思います。もし家族でそういう人がいるのなら、いつもと変わらない接し方をしてあげて、その人のペースで何か口にするだけでいいんです。
ご飯が出来たら「ご飯だよ」と呼んであげる。なるべく食卓を囲んで食べられる環境にしてあげる。そんなささやかなサポートで十分だと思います。
それでもし1口しか食べられなくても、決して責めないであげてください。食べようとしたこと。食べ物を口にできたこと。それだけで立派な事なんです。大変なことなんです。見守ってあげてください。
ご飯を食べないのにお菓子を食べてる
例えばご飯は全然口にできてないのに、その後すぐにお菓子を食べてる?!子供みたい!なんて事があるかもしれません。
でも子供じゃないなら、それが悪いことなんて理解できているはずです。怒らないで。ますます食べられなくなってしまいます。
無意識に、やっぱり何かを食べなくてはという思いが強まると、せめてお菓子でもなんでもいいから食べようとしたくなります。
お腹が空いているわけでも、お菓子しか食べたくないわけでもありません。生きようとしているだけです。
そんな子供みたいなことしてと思わず、今食べられるものを食べさせてあげて、見守っていれば、きっと元気になって、ご飯も食べれるようになってくれますよ。
追記
この記事を下書きに書いていたのは何ヶ月か前なのですが、最近では食欲がちゃんと戻りました。
お菓子ばっかの生活から、きちんと3食食べられるようになりました。うれしいことです。
あなたの身近な人も必ず治ります。信じてあげてくださいね(^^)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?