デザイナーになるとこんなにも楽しい
1.問題意識
今日の毎日投稿は、Tama Design High Schoolプログラムより、クリエイティブディレクターである水野学氏の動画を整理することとする。水野氏はくまモンのキャラデザインとディレクション(推進)を行ったひと。著者である、慶応義塾大学で行われたブランディングデザインの講義を書籍化した、『「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』を読んだことがある。本で紹介される作品や、今回の動画の資料の見せ方にも品がある。話し方も丁寧で、物事に対しての解像度も高い。これは、デザインとしての文脈として研鑽を積んでこられたからだと思う。
水野氏が考える、デザインとは何か。デザイナーの可能性について知りたい。
問題意識:デザイナーになるとどんなことが楽しいのか
2.調査
水野学氏は、一浪して多摩美術大学のグラフィックデザイン科に入学。4年間学び、その後、1年半会社勤務を得て、26歳に独立。現在、グッドデザインカンパニー株式会社代表取締役。独立当初、コネもなく、独立当初は、押し入れで仕事をしていたそう。関与作品に中川政七商店、くまモンなど。著者に、『センスは知識からはじまる』『「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』など。
(1)デザインの分類
水野氏が、デザインの初学者向けに、水野氏が把握している中でのデザインの分類を示されました。それが、上記の分類になります。具体的な内容については、以下の引用を参考。
水野氏によると、その中の様々なものや事は、デザインされているそうです。そして、それぞれに応じた、デザイナーが存在しているそうです。世の中はデザインにあふれている。
水野氏によると、デザインには共通している原則・原理があるそうです。それは、「考えたことを画像や映像や形なので表現すること」だそうです。
そして、このことを分類してみると、「考えること」と「形にすること」この二つの要素があるようです。世の中には、「考えること」が得意なひと。「形にすること」が得意なひと。それぞれの人は沢山いるけれども、その両方をできる人が少ない。また、その橋渡しをできる人が求められていると、水野氏は言われています。
水野氏は、これからデザインの分野に飛び込んでみたいと考えている人に対して、応援のメッセージを言われています。デザインの分野に飛び込もうとした時に、周りから言われそうな「センスがない」と言われないかという恐怖。
水野氏は、デザインのセンスは、先天的ではなく後天的に磨くことが多くできると言われています(もちろん、先天的なところもあるとは言われていますが、その多くが、後天的に磨くことができると言われています)
そして、デザインは、デザイナーは、「誰かの夢をかなえることができる」素晴らしいものであると言われています。
3.結論
(1)まとめ
4.新たな問題意識
本記事では、ama Design High Schoolプログラムより、クリエイティブディレクターである水野学氏の動画を整理を行った。水野氏の公演より、デザインの分類とデザインできる人を社会が求めていること、デザインのセンスは後天的に磨くことができることを知った。また、水野氏が考えるデザイナーになるとこんなにも楽しいということは、「仕事で旅ができる。デザインができると、考えることができる。デザインができると、考えを形にすることができる。デザインができると、誰かの夢をかなえることができる。」であるということが分かった。
(1)『センスは知識からはじまる』を読んでみたい
水野氏の本の(デザイン)『センスは知識からはじまる』を読んでみたい。また、デザインセンスの始まりが、知識からのあと、次のステップとしてはどうやって身に着けていくことができるのか、知りたいと思った。
(2)デザインの分類として他にどんなものがあるのか知りたい
水野氏が示した、デザインの分類。他のデザインの分類を「考えて形にしてみたい」(→これも、デザインということになるのだろう。)例えば、サービスデザイン、ソーシャルデザイン、などはどういう形で表現できるのか。
(3)デザイナーの考え方、デザイナーの形の仕方があるのではないか
水野氏によると、デザインとは、「考えたことを画像や映像や形なので表現すること」であると言われていた。そうなると、デザイナーとしての、考え方、形に仕方があるのではないか?そんな問いを抱いた。それを体系化することができれば、面白そうだと感じた。