#159:花を愛でる
花より団子な感性に乏しい私でも、(会社の)華道部の部長を長年やっている妻の教育の下、少しは花を愛でることを学んできた。
上野ぼたん苑
春があっという間にやって来て、先週は初夏の気温まで暑くなったが、まだ花の季節である。
先週末は妻の花巡りのお出かけに同行した。
まずは上野のぼたん苑。
上野は動物園や美術館などを目当てに、大勢の人が出かけていた。外国人の方も沢山歩いているのを見て、コロナもようやく終息かと。
牡丹はひとつずつの花が華やかで気品があり、たくさん咲き誇っている姿は贅沢な画だった。
ほど良い天気で、お昼は20℃近く気温も上がり歩く人々の顔を晴れやかであった。
亀戸天神 藤まつり
上野で昼食を取った後、亀戸に移動して、亀戸天神で開催中の藤まつりへ向かった。
駅前の大通りが歩行者天国になっていて、ここも大勢の人が集まっていた。歩いて12分ほどで亀戸天神に着いたが、本日最大の混雑。
大盛況といった感じだが、コロナを経た後に、これほど人が集まるイベントに来たのは初めてだったので少し圧倒された。
藤は少しピークを過ぎており(桜の開花と同様に今年は少し早まったのかと推察)、藤よりも人混みの方を堪能する結果となった。
しかし、1日で2カ所をそぞろ歩きして楽しい週末の花巡りとなった。
…
ただこの日の個人的なハイライトは、昼食で食べたレモンステーキと生ビールだったことを、妻にも内緒にしている…。
花を愛でる感性を充分育むには、まだもう少し時間がかかるようだ。
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