本が主役の図書館。/ストックホルム市立図書館
ストックホルム市立図書館。たしかCasaBRUTUSだったと思う。雑誌で観ていつかは訪れてみたいと思っていた場所にようやく行けた。
オレンジ色が美しい建物の階段を上がって、小さな扉を入り、さらに小さな階段を上がると、目の前に360度の「本の壁」が広がる。
吹き抜けの円形ホールに、本の壁は3層にわたる360度のパノラマ。
真ん中から眺めてみた。2階から眺めてみた。3階からも眺めてみた。
スウェーデン語や英語はわからないけれど、仕切りのない本の連続は本を探す人のインスピレーション、好奇心を掻き立て刺激する。デジタル検索によって最短距離で目当ての本に到達するのもアリだけども、こうして好奇心の連続を愉しむのが本来の図書館なのかもしれない。あくまでも本が主役。
ストックホルム生まれの建築家エーリック・グンナール・アスプルンド、1928年の作品。日本でいえば昭和3年。モダンというのは、こういうことなのかもしれない。
いつかきっと訪れたいと思っていた場所を、ひとつひとつ体験する旅。ほんとは森の墓地も行きたかったけどよしとしておこう。
つづく。
Frickrアルバム
https://www.flickr.com/photos/158185092@N02/albums
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