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はまり食材_玄米の甘酒

日本酒や酒粕のない地方で生まれ育ったので、あまり馴染みがなかった甘酒。

最初は、長野県白馬村にてお世話になった宿でお姉さんが出してくれた1杯。前日から炊飯器でゴソゴソ、何やっているのかなぁーと思っていた翌朝に頂きました。パティシエという人よりは甘いものに囲まれている環境にいながら、味わったことの無い甘さ。小学校の頃にかじったサトウキビ以来の衝撃でした。

次は、長野県諏訪市のホテルで。

新メニュー開発時に、上記を思い出しながら作った「諏訪酒蔵の麹〜Riz au lait 甘酒仕立て」。甘酒を仕込む時に、バニラ・アニス・オレンジを入れて一晩。諏訪の味噌で作ったチュイールを添えて。

現在、白米から作る甘酒は日常的に摂るのは重すぎると感じているなか「ロウカット玄米」を使ってみると、穏やかな甘さに。そのままだと独特な風味が鼻につく玄米がコクや香ばしさすら感じる甘酒になります。

次のステップは、この玄米甘酒をさらに加工したい。きび砂糖とハーフアンドハーフでの人参ケーキは大成功。ただし100%使用の何かを作り上げたい。

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