大動脈弁閉鎖不全症の手術から8年
同じ病気に罹った方の参考になればと思い、2016年10月に発症した大動脈弁閉鎖不全症について発見から現在に至るまでの経緯を記しておこうと思います。
きっかけは止まらない咳でした。
2月中旬だったと思います。
乾いた咳がでるようになり、近くのクリニックに行きましたが風邪だろうと診断され、お薬をいただきました。
数年前にも同様の症状が出て百日咳と診断されたこともありましたので、その時は深く考えずに治療に専念しました。
ところが、2週間、3週間経っても一向に咳が収まる気配がありません。
一度夜中に咳き込んで息が停まる寸前までいったことを覚えています。
セカンドオピニオンを求めて近所の別のクリニックであらためて診てもらいました。
すると診察していただいた先生が心音を聞いて何やら悪い予感がしたのでしょう。すぐに大学病院で診てもらうようにと言われました。
最初のクリニックの先生も心音を聞いて少し何か変だとは言っていましたが、同じ音を聞いても対応がこうも違うとこちらも驚きでした。
ここから手術までの長い半年の道のりが始まったのでした。