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ワーファリン服用者の生活 2ヶ月に1回の通院でした

2016年に大動脈弁閉鎖不全症の手術を受けてチタン製の人工弁を取り付けてからは、人工弁に血栓が付着しないように、血液をサラサラにする薬、ワーファリンをのみ続けています。
ワーファリンをのみ続ける上で、気をつけなければいけないこと。
ひとつは食べ物。
納豆、クロレラ、青汁等のビタミンKを含む食品は食べてはいけません。
ビタミンKがワーファリンの効能を弱めてしまいますから。
もうひとつは、定期的な効き目の確認のための定期的な診察・血液検査。
ワーファリンは、効能が効き過ぎるとそれだけ血液が固まりにくくなるわけで、ちょっとした切り傷でも血が止まりにくくなるのです。
だから、適度な効き目を維持するために定期的に診察、血液検査を受けて状況をモニターするのです。

今日は2カ月に1回の診察の日
いつも通り予約時間にクリニックに伺ってかかりつけの先生に診察してもらう。いつも前回の血液検査の結果を教えてもらうのと血圧の測定、前回の診察から変わったことがないかの確認をしてもらいます。
ここで大事なのが血液のサラサラ具合。それを測るのがPT-INRという数値だそうです。
これが普通の人な1前後、サラサラが必要な必要は2前後にしないといけないらしいです。
数値以外に身体の変化にも気を配ってもらっています。元来あまりお医者さんに縁のなかった自分が、こうして定期的に診てもらえる医師がいることは、とてもありがたいことです。
いつも5-10分くらいの診察の後、採血が行われます。
もう何回やったのでしょうか?痛みはそれほどでもありませんが、何回やっても採血をしている針先を見ることはできませんね。
小さなビーカーのような容器に繋がった、針先のついたビニールの細いチューブで血液を採取します。それを何回か繰り返しますが、容器に入っているどす黒い赤い血を見るのは何とも言えませんね。。
最後に止血をして終わりなんですが、以前絆創膏だけで済ませたときに血が止まらず、絆創膏が真っ赤な血でビタビタになってしまったことがありました。それ以来、絆創膏の上から延びるバンテージ?でぐるぐる巻きにしてもらっています。

採血が終わり会計時に処方箋をもらって、次は薬局。ありがたいことにクリニックからすぐの場所に薬局があるので、たいていここで薬をもらいます。診察間隔が1カ月から2カ月のなってから、薬も2倍なので小さな買い物袋がパンパンになります。

薬局のおねえさんはいつも薬についての説明と、血圧とか診察の内容に関して事細かに説明してくれます。ただ、聞いてどうするんだろうといつも思います。ともあれ、仕事の一環だとは思いますが、気遣ってくれているのは確かなので短い会話を楽しんで帰ってきます。最初は定期的に医者にいくなんて、面倒だと気が重かったのですが、いまは生活の一部となっていますので、これがなくなるとリズムがくるってしまうような気がします。


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