内部統制の分野でも非財務情報を財務情報と同程度に重要視する動きが

J-SOX（内部統制報告制度）が今年・2023年、約15年ぶりに大きく改訂されたそうです。適用は、2024年4月1日以後開始する事業年度から。

早速、金融庁「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準（抄） 新旧対照表」を見てみましたところ、冒頭から気になる表現があったので今日はそのことをメモしておきたいと思います。

内部統制の定義のなかで「 財務報告の信頼性」について、現在は

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財務諸表及び財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性のある情報の信頼性を確保することをいう。

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となっていますが、これが、2024年からは

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報告の信頼性とは、組織内及び組織の外部への報告（非財務情報を含む。）の信頼性を確保することをいう。

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へと変更されます。

さてに、新たに注記に次のような表現も追加されました。

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（注） 報告の信頼性には、財務報告の信頼性が含まれる。財務報告の信頼性は、財務諸表及び財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性のある情報の信頼性を確保することをいう。

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非財務情報、と明記しただけでなく、コネクティビティについても言及しているような表現と私には読めました。

この点を含め、J-SOX（内部統制報告制度）の変更についても引き続き学んでいきたいと思います。

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以上、サステナビリティ分野のnote更新1000日連続への挑戦・59日目（Day59) でした。それではまた明日。