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The Most Sustainable Personは誰だ?―サステナブル・ラボ 新オフィス開幕式―

みなさん、こんにちは。サステナブル・ラボ(以下「サスラボ」)CSOのカルソ玲美です。サスラボは2022年8月22日に新オフィスへと引越しました!新オフィス移転の狙いなどはプレスリリースを配信していますので、宜しければご覧ください。

さて、半数以上のメンバーが東京・日本以外の地域からリモートワークをしている当社。オフィスにはもともと移動させる荷物も少ないことから、引越しはレンタカー1台で一瞬で完了させました!(といっても60分くらい)。引越し作業を皆で行ったのですが、荷造りをしながら昔の資料が出てきて感慨にふけったり、協力しながら荷積みや搬入を行ったり、普段とは違うメンバーのパーソナリティが見えて楽しかったです。

引越し後、久々に集結した機会を生かして、チームビルディングのイベントを行いました。今回はその様子をお届けします。

出社できるメンバーはオフィス集合で、遠方住まいなど出社できないメンバーはオンラインで参加。ハイブリッド形式にも慣れたものです!

イベントの冒頭では、2022年1月には10名程しかいなかったメンバーが半年間で2倍以上に成長したことを振り返りながら、直近で入社したあるいは入社が決まっているメンバーがそれぞれ自己紹介をしてくれました。

All Sustainabilities Workshopでチームビルディング!

メインコンテンツは ”All Sustainabilities Workshop” です。とあるCO2計算ツール(後述)を使って個人のカーボンフットプリントを見える化しながら、各メンバーが日々どんなことを意識し、どんな行動をしているのか or していないのか、どんな日常生活を送っているのかetc…を共有しあうWorkshopを行いました。

このWorkshopの目的は3つ。

1)all sustainabilitiesを実感する=みんな違って、みんな良いよね!
「あらゆるサステナビリティを認め合える世界に/ Towards the world appreciating all sustainabilities」を掲げているサスラボ。Sustainabilityを複数形にしているのが最大の肝。サステナビリティにおいては、環境問題を重視する人、人的資本に注力する企業etc…多種多様な考え方・取り組みがあります。それを「すべてall OK」といえる世界を作りたい、そんな想いで、事業や会社、チーム、制度を作っています。
メンバーそれぞれのサステナビリティとして意識している点が違う、けどそれが良いんだ!という、all sustainabilitiesの理念を実感してもらうことが今回のWorkshopの目的のひとつ。

2)仲間の価値観を知る=この人ってこんな一面あったんだ!
この半年は組織拡大によって、新メンバーがどんどん入ってきてくれている状況。かつリモートワークも取り入れているため、意識的にお互いを知る機会を作る必要があります。業務外のことをお互いに共有することで、仲間の新たな一面を知る → 新たな共感・共鳴や理解 → 業務での助け合い・チームワークに繋がる。そんな循環を創りたいという想いがありました。

3)「データドリブン」を体験する=自社事業を理解する
サスラボが開発・提供する非財務データプラットフォーム「TERRAST β」「TERRAST for Enterprise β」は環境・社会に「良い企業」をデータドリブンに照らすためのプロダクト。例えば、「自社は男女ともに活躍しているから、SDGsの目標5(ジェンダー平等)分野へ貢献できているだろう」「自社は再生可能エネルギーを使っていて、気候変動分野へ貢献できているだろう」など、お客様の「なんとなく」感覚を、ビッグデータとAIを活用して定量化・見える化することで「確信に」変えるプロダクトです。

今回のWorkshopで、「普段、環境に配慮して行動している or いない」という「なんとなく」の意識を数字で見える化することで、お客様と同じように「なんとなくを確信に」をメンバー自身が体験し、自分ごと化してほしいと考えていました。

そして、いよいよ皆のカーボンフットプリントの見える化です!今回は、WWFが公開しているフットプリントのツール「FootPrint Calculator」を使いました。

住宅・食事・移動・買い物の4テーマ、全24問に回答しながら、結果を表示すると…。カーボンフットプリントの低さによって、緑・黄・赤のカラフルな画面で結果が表示されました。

CO2排出量は、低ければ低いほど良い。低い方から緑・黄・赤の色が付きます。今回使用したツールが英国のデータを基にしたもので、その平均から高いか低いかで色分けされているようです。

結果が出た後は、グループに分かれてディスカッション。ここが今回のハイライト。「普段◯◯◯に気を付けているので、実際にHOMEの項目が良い結果だった」「こんな結果になったのは、このような意識、行動、日常が反映されているのかも」など、結果と自分の日常をリンクさせながらメンバーに共有。お互いのデータで気になった点や、その人の行動などへのコメント・フィードバックをして、相互理解を深めるワークとなりました。

最終的に、各チームで一番CO2排出量の低かったメンバーを選出し、全社で最もCO2排出量が低かったメンバーを「第1回サスラボMSP(the Most Sustainable Person)」として表彰。栄えある「第1回サスラボMSP」は、エンジニア藤巻さん!!理由を聞いてみると、基本的に徒歩移動で、自動車や公共交通機関を日常でほとんど使わない生活をしているとのこと。出社当日も3Kmの道のりを歩いてやってきたということでした。スゴイですね!(余談ですが、私カルソは3Km歩いたら足が棒のようになります、、運動せねば、、)

他にも、色んな声がありました。
・自宅でコンポストしている
・家庭菜園でピーマンを育てている
・自転車移動が基本で自家用車や公共交通機関を使わない
・コロナ禍で外食や移動が少ない(ただ、ストレスでオンラインショッピングしてしまっている声も)
・ゼロエミッションハウス、三重窓、薪を使った暖房
・旅行に行っていないから、いつもよりCO2排出量が少ない

コロナ禍で日常生活を変えた人も多かったですね。

Workshopの感想
・生活習慣の違いが見えて面白かった
・「サステナビリティ」は多面的だなと改めて実感。
例えば、移動時にバスを選ぶか自転車を選ぶかなどもその人の価値観や家族構成、生活リズムによって全く異なる。
・どれが正しいといったものではなくて、皆それぞれの選択をしていて、全て尊いと感じた。

などなど、初めての試みも楽しんでもらえたようです。

Workshopの最後に代表の平瀬から一言

「私たちは、常識を壊し、新しい歴史を作っていくチーム。ESG×データサイエンスというマニアックな領域に飛び込んでくれたみんなは素晴らしい!自分の人生の1ページとして、サスラボに賭けようとしてくれたみんなに感謝しています。サスラボにジョインするというこの選択が、サスラボの未来を創っていきます。また、みんなの人生の一部も輝かせることになるでしょう。一人ひとりがこのチームのオーナーです。改めてこのチームを選んでくれてありがとう!!」

日々成長し続ける創業4年目のサスラボ。新オフィスで更にアクセルを踏み、より良い世界を作っていくためのサービスをみなさんに提供していきます。また、チームのメンバーにも、「サスラボに入って良かった!」と思ってもらうためのアクティビティをどんどん増やしていきたいと改めて思いました。

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■金融機関・コンサルティングファーム向け非財務データバンク
 
「TERRAST(テラスト)β」

■事業会社向け、ESG/SDGsの見える化ツール
 
「TERRAST for Enterprise β(T4E)」

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