高山病〜高所障害について
12/30夕方ラサ着。シャンバラホテルへ
高山病ひどく、ホテルの周辺ジョカン寺バルコル散歩と夕飯をパスして、安静にしてた。本当は歩いたほうがいいんだろうが、ぐったり。
低圧、低酸素の影響で出る初期症状は、頭痛、食欲不振、咳、疲労感、不眠、麻酔作用、むくみ、放屁、胸の圧迫など。標高3000mぐらいから症状が出る。
私は高山において標高2500mから頭痛、3000mに寝泊まりすると吐き気がしてくる。だいたいいつもそう。順応の仕方や体調にもよるけど、体質によるものが大きく、鍛えてどうにかなるものではないとこと。そもそもチベットに行くために、高所とはどんなものか富士山に登ってみた。結果、頂上で頭痛しても下りると治る。なので頭痛をちょっと我慢すればなんとか、高山は楽しめる。でも高所に弱いのははっきりしてるので覚悟はしていたし、初めての標高5000m超えに恐怖も感じていた。もちろん準備はしてた。嘔吐用のビニル袋もいっぱい用意したし、アルコールは一切摂ってなかった。
ダイアモックスも10日分も処方してもらった。ダイアモックスは高山病の特効薬ではなく、呼吸中枢を刺激する予防薬だ。副作用は手足のしびれ。どこの病院でも処方してもらえるわけでなく、日本旅行医学会等で紹介されている病院にいかないとならない。
今回私がまいったのは麻酔作用という障害。座ってる時にふっと寝落ちてる。それがめくるめく続く、起きていられないという症状が辛い。いっそのこと寝てしまおうとすると激しい頭痛と吐き気が待ってる。
ラサのホテル1日目の夜は、列車でも着いてからも軽いものしか食べてなかったので大丈夫だろうと思ったけど、就寝中に吐き気で目が覚めて嘔吐する。がっかりしてしまう。
昼間は深呼吸しながら動くことができた。食事は控えめにした。ラサ2日目の夜は、突然激しい頭痛で夜中目が覚めた。ダイアモックスを飲むのを忘れていた。だからか〜と薬飲んで白湯飲んで、激しい頭痛に朝まで耐えていたら少し楽になってきた。3日目の夜はちゃんと薬飲んだし、もう順応したはずと安心して寝たのだが、またもや激しい頭痛で目が覚めた。ダイアモックスは効いているのか?手の指先がしびれる副作用が出てるだけじゃないのか?
青蔵鉄道、ラサ。標高3000m超えの高所では、どうにも苦しかった。