日本のマラソンが変わった日
日本新がマラソンにおいて2年で3回更新された。
本当にこんな日が来ると思っていなかったし、そ
の中でも昨日の東京マラソンはこれまでの日本の
マラソンの概念を変えてくれたレースだと思う。
ラストにしっかり力を振り絞るエリート選手達。
そこでは10人ものトップクラスの日本人がマラソ
ンサブ2:08を怒涛の勢いで達成していったのだ。
が、しかし、
変化があったのはタイムだけでない。マラソンの
ワールドメジャーズで近年、日本人男子選手がア
ッと言わせる展開が増えていることに、気づく。
たとえその壁はまだ厚いのかもしれないが昨日は
日本のマラソンが変わった日だといえるだろう。
“4th Place:Suguru Osako(JPN)2:05:29, NR”
「今回ケニア合宿をしたが何かを大きく変えたわけではなく、地道にやってきただけ。(世界との差は)今回4位だったので改善点もある。練習で改善していきたい」
“Training in Kenya didn't make any big difference. I just did what I needed to do. There's still room for improvement since I was 4th place today. I will make this gap smaller by training.”
“1st Place:Birhanu Legese(ETH)2:04:15”
「今回は大会記録の更新を狙って2:03:30を切りたかったが、30km以降に臀部から腰にかけて痛みが出てきたので、記録狙いから勝負重視に切り替えた。東京五輪については、WMMの東京マラソンを優勝したことでエチオピア代表に一歩近づいた。代表に選出されれば祖国のために金メダルを狙いたい。まずは、今回痛めた箇所を治したい」
“1st Place:Lonah Salpeter(ISR)2:17:45, CR, NR”
(6th fastest marathon ever)
「4週間の強化練習がうまくいった。その期間は息子と離れていたが、今回のレース中は息子のことを考えながら息子のために走った。今回はペーサーが良いペース(3:18/km)で引っ張ってくれることがわかっていたので、サブ2:18を狙っていた。それを達成しての優勝で嬉しい。東京五輪はトラックかマラソン、どちらかは現時点で未定。これからコーチや代理人と相談して決めたい」
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“72nd Place:An ultramarathoner Yoshiki Kawauchi who is a young brother of Yuki Kawauchi”
“Lead Pack”
“2nd Pack”
“2nd Place:Bashir Abdi(BEL)2:04:49, NR”
Abdi become the second fastest European marathoner in history.
“8th Place:Ryu Takaku(JPN)2:06:45, PB”
“11th Place:Shin Kimura(JPN)2:07:20, PB”
“Left, 12th Place:Yusuke Ogura(JPN)2:07:23, PB”
“Right, 13th Place:Yuta Shimoda(JPN)2:07:27, PB”
“35th Place:Soji Ikeda(JPN)2:11:56”
※引退レース
手には“ありがとう!”の文字が見える。
Tokyo Marathon 2020 Results:Marathon(男子・女子)
Text and Photos by Sushiman