「名前」の由来 -Sushi Bar Mugen ∞-
こんにちは!
私は東京の六本木で「鮨 × 音楽」をテーマにした飲食店「Sushi Bar ∞ Mugen」を営んでおります、irugo(イルゴ)と申します。
私の本名は小栗陽介ですが、お店ではirugoと名乗っております。
音楽が好きな方は勘づいていると思いますが、
irugoの由来は私が1番敬愛するアーティスト「nujabes」に習い、小栗をローマ字にして逆さに読んだ名前です。
(sebajun→nujabes)
(oguri→irugo)
彼の音楽との出逢いについてはここでは到底書ききれないのでまた別の投稿でお話させてください。
今回お話させて頂くのは、お店の名前「Sushi Bar Mugen」の由来についてです。
1:なぜ「Sushi Bar」なのか?
理由はいくつかあるのですが、
まずは日本人以外の方にも読める名前にしたかったのが「Sushi Bar」にした大きな理由です。
あまりピンとこない方が大半だと思いますが、海外ではお鮨屋さんのカウンター席の事を「Sushi Bar」と呼びます。
今では世界中どこにでもあると言っても良い「Sushi」ですが、正直この文字から日本人が想像できる食べ物はカラフルなロール系ですし、実際店名に「Sushi」が入るお店のほぼ100%はファンシーな物を出しています。
個人的には彼らの作る「Sushi」はアリだと思っているのですが、私は日出る国「日本」に「日本人」として生まれ育ち、東京でお鮨を出す以上は先人が作り上げてきた「江戸前の仕事」をリスペクトしなければならないと思ってます。
以上が「思い」の部分での理由なのですが、
単純にスタートが恵比寿の「Bar」を間借りさせてもらいオープンしたのも理由のひとつとしてあります。
「鮨」をリスペクトするなら尚更店名に入れた方がよいのではないかとも思ったのですが、「Sushi」と「鮨」のギャップを体感して欲しく
店名を「Sushi Bar」にしました。
ここでは2021/1/8〜2022/3/20の間に、間借り営業をさせていただいていたのですが、これもまたの機会に詳しくお話しさせてください。
2:「Mugen」という屋号に込めた想い
次に「Mugen」にした理由なのですが、
まずは絶対に「鮨 おぐり」のような、自分の名前を店名には入れたくはありませんでした。
あくまで僕の個人的な考えなのですが、お店の主役は「お客様」であって、絶対に僕ではないと思うからです。
お客様には、私の「好きな物」を詰め込んだ空間にお付き合いしていただいているだけであり、
店名に自分の名前を入れる事で「小栗陽介」のお鮨を食べさせているような気がしてしまうのです。
もちろんそんなお鮨屋さんがあっても良いですし、大抵のお店が自分の名前を入れています。
辛い修行を何年もして、やっとオープンしたお店ー。
自分のお鮨を全力で表現するには自分の名前を店名に入れるのは自然な事とも思います。
私は1番好きなアニメ「サムライチャンプルー」の主人公の1人「ムゲン」の名前をお店の名前にしました。
このアニメについても長くなりそうなので、今回は簡単にまとめますと、琉球生まれのサムライ「ムゲン」師匠殺しの「ジン」天涯孤独の大飯食らい「フウ」の3人が、ひょんな事から「向日葵の匂いのする侍」を探す旅をする物語です。
普段アニメを見ない方にも自信を持っておすすめできる作品なので、興味のある方はぜひ見てみてください。
私が店名に「Mugen」を入れた理由は、アニメを見ていただけたら1番わかりやすいと思いますが、とにかく私自身が「ムゲン」を大好きであり、少なからず彼と共通する部分があると思ったからです。
【共通点1】
~ムゲンは孤高のサムライであり、刀一本で旅をしている~
カウンターで私が使用している包丁は刀に1番近い鋼材でつくられていまして、形状も刀に近い「先丸」です。
現在このような刃物を日常で使用する職業は少なく、包丁一本で世界中どこでもお仕事ができる我々はまさに現代のサムライ。
私にも少なからずサムライの血も流れているはずです。
【共通点2】
~ムゲンは、罪人が流刑されていた琉球の小さな島で生まれた~
私の生まれは千葉県佐倉市なのですが、高校を卒業してからは沖縄に2年間住んでいた時期があります。
人、気候、雰囲気全てが肌馴染み良く、第二の故郷だとも思っています。
【共通点3】
~ムゲンはツイストパーマをかけている~
私も18歳からパーマはツイストパーマ一筋です。
細かく言うとまだまだ共通点はあるのですが、今回はこれくらいにしておきます。
以上が「名前の由来」の説明です。
インスタグラムの投稿では、唐突な改名を報告してしまい、様々な方に心配と誤解を生んでしまい申し訳ございませんでした。
SNSでは、今まで通りSushi Bar Mugenの事は
インスタグラムをメインに、こちらのnoteでは私自身の事を書かせていただきます。
Twitterも開設したのですが、何について発信していくかはまだ未定ですので、決まり次第どんどん呟いていきますのでよろしくお願いいたします!
次回のnoteでは、なぜ「鮨 × 音楽」をテーマにしたお店をオープンさせたのかを詳しくお話しさせていただきます。
長々と読みにくい文章にお付き合い頂き、どうもありがとうございました!!
Sushi Bar Mugen irugo