圧倒的にうまいポッサムはここ #青松
個人的に韓国の肉料理と言えばサムギョプサル、ではなくポッサムがまず最初に頭に浮かぶ。韓国で初めて食べて以来、その衝撃を求めて東京を歩き回っていた。
なんとなく、美味しい韓国料理は新大久保ではなくコリアンタウンではない街にポツンとある印象を受け、今までの暫定1位は神田にあるヌナの家だった。
私のポッサムランキングを久々に動かしたのが赤坂にある청솔(青松)。赤坂は韓国総領事館に近く、舌の肥えた要人が多いせいか美味しいお店が多い。すぐそばにある赤坂一龍別館はソルロンタン専門の名店だ。
ポッサムといえばサンチュやエゴマの葉に様々な具材を包み込んで食べる料理だが、青松はその中身を牡蠣か烏賊から選ぶことができる。単価を抑えた포차(居酒屋)的なお店でこんな贅沢はできない。赤坂の客層があってこそ提供できる商品設定に感謝。
私の選択は牡蠣。張りのある小ぶりの牡蠣は包み込むのにベストなサイズで、手のひらにスポッと収まる。
ビビンパにしても鍋料理にしても韓国には足し算の料理が多く、見た目も華やかで楽しい。ポッサムもそのうちの1つ。陸の豚肉と海の牡蠣を赤いキムチで味付けして緑の葉で包み込む、地球全部を盛り込んだ一口が完成した。
キムチがアクセント程度になるくらいクリーミーな茹で豚の脂と牡蠣をサンチュの瑞々しさとエゴマの香りで包み込む、クセになる味。
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青松のすぐそばにあるソルロンタン専門店↓