今年もそろそろ終わる
入院生活をしている僕の1年は、そんなに大きな変化は無く、同世代の友達と比べたらそれは静かなものだ。
そんな僕にも、年末になって急に色んな出来事が起きて、今年も何気に楽しかったな。となった。
恋人と恋人の家族と一緒に電話したり、友達に彼女を紹介してもらったり。(僕が彼女に紹介されたのか??)
みんなが活動する中で、その中に僕も混ぜてもらえてすごく嬉しくなった。
僕だけが取り残されてる様な気持ちになる事が割とあって、友達にも
「いままでと変わらずに接して欲しい。変に気を遣われるのは僕も気を遣うから」
と話しているけど、やっぱり気を遣われてる気がする事もあって。(それが当たり前だし友達の優しさだと解ってはいる)
それでも、周りが就活だの留学だの話しているのを聞いたりしていると、みんな成長してるんだな、とか進んでるんだな、と何も変わらない自分に少しだけ切なくなったりしてた。
でも、僕も友達の日常に参加させてくれた事に、忘れられてないって喜びと大事に思われてた喜びで胸が熱くなった。
誰かと比べなくていい事も解るし、マイペースでいい事も解ってる。
それでも、病気というのは、メンタルを弱らせるし、自尊心とか、自己肯定感とかを下げていくからポジティブばっかじゃいられなくなってしんどい時もたくさんある。
ちゃんと、嬉しかったり、楽しかったりも感じられるのに。
そういう事をきちんと覚えておけるようにならないとな、と思う。
12月になってから、僕はいい事がたくさんあったから、今年も楽しかったと終わらせられそうで嬉しい。
クリスマスプレゼントも、クリスマスに出来なかったサプライズも遅くなったけど何とか渡せて、喜んで貰えて、恋愛も交友関係も良い傾向で、このまま、来年も良い年になるといいな。
出来ることならば、移植手術を終えて、受験合格して、再来年には再び大学生やっていたい。
そんなトントン拍子に続くかはわからないけど。
明るい未来の目標がある方が、この変化の少ない生活も楽しめそうな気がする。
2024年、出会えた人達に感謝しています。
ありがとう。
僕と関わってくれた、たくさんの人たちもありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年を。