【2分で読めるレビュー】名探偵コナン×リアル脱出ゲーム「緋色の捜査網からの脱出」
昨年、映画の公開延期に伴って見送られた名探偵コナンとリアル脱出ゲームのコラボが、この夏、ついに帰ってきました! コナン脱出は例年、高難度の謎解きと新しい試みにワクワクさせられますが、今回も期待を裏切らない内容でした。
プレイヤーはFBI捜査官になりきって、東京に仕掛けられた爆弾の行方を追うことに。容疑者として浮上したのは、まさかの「赤井秀一」だった。劇場版名探偵コナン「緋色の弾丸」を背景に、映像演出と会場MCの一体感も素晴しい、スリリングなクライムストーリーになっています。
《プレイ情報》
謎解き難易度:★★★★★
プレイスタイル:公演ホール型(6人/チーム)
制限時間:60分(所要時間120分)
脱出成功率:14%(執筆者参加回)
参加料金(税込):
前売り一般3,300円~
※グループチケットあり
開催期間:2021年8月12日(木)〜全国順次開催
公式サイト:リアル脱出ゲーム×名探偵コナン「緋色の捜査網からの脱出」
(↑)東京ミステリーサーカス1F フォトスポット
・架空のFBI捜査システムを駆使して爆弾犯を追う!
プレイヤーが所属するのは、FBI特別捜査本部「BTF(ブラッドタスクフォース)」。
仲間や守るべき人々を「血を分け合った家族」と思い、任務を遂行する・・・そんな決意が込められた組織です。映画名称のイメージカラーである「緋色」とかけた何ともカッコイイ設定でした。
今回の特徴は、架空のFBIシステムを駆使して、爆弾の設置場所や容疑者の足取りを追う「捜査ゲーム」になっている点です。謎解き要素ももちろんありますが、それだけではクリアできません。
例えば、指紋照合システムを用いて、証拠品を触った人物を絞り込んでいく・・・といった感じです(これはネタバレ防止の例示で、実際のゲームには登場しません)。捜査システムはいくつもあって、目の前の情報や証拠品からどのシステムを使えばいいのか試行錯誤したり、時には組み合わせて使用することも。
FBI捜査官として、分析力、推理力、洞察力が要求される「名探偵コナン」の世界感に相応しい内容でした。
(↑)FBI捜査本部の装飾がされた会場
・映像と会場MCの一体感ある演出、物語への没入感が高い!
今回、司会進行を務める会場MCの方も、物語の登場人物のひとりです。オープニングやエンディングは、しっかりとした脚本に沿って進行し、コナンや赤井秀一といったキャラクター達が登場する映像演出とスムーズにシンクロしていました。
この演出の一体感が、会場がFBI特別捜査本部であるリアリティを高めて、物語への没入感がとても高い公演だったと思います。制限時間終了後の解説もゲーム演出に含まれており、最後の最後まで事件を追うFBI捜査官として成りきることが出来ました。
これぞ、リアル脱出ゲームならではの「物語体験」。自身が物語の登場人物となって感情移入できる体験型謎解きの最高峰を名探偵コナンで行えることは、特別で贅沢な体験になったと思います。
(↑)今回、容疑となってしまった赤井さんからのメッセージカードが貰える「リピート参加キャンペーン」も開催中※グループチケット参加が必須
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より詳細なレビューは、リンク先の記事をご覧ください
https://dnazo-game.com/6349/
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