【謎解き攻略レビュー】宮下パーク謎解き「松丸亮吾のMIYASHITA MYSTERY PARK 2022」
渋谷の宮下公園と商業施設が一体となった「レイヤードミヤシタパーク」を舞台にした謎解き。バーチャル空間と現実の謎解きがシンクロする。巧妙に仕組まれたギミック(仕掛け)に好奇心が刺激される内容でした。
渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK」(レイヤード ミヤシタ パーク」は2020年7月に開業した複合商業施設。デザイン性の高い階層状の建物に、カジュアルからハイブランドまで様々なショップやレストランが軒を並べ、屋上には元々この場所にあった「宮下公園」が移設されています。
今回の謎解きは、このミヤシタパークを舞台に、全体が3つの構成に分かれていました。
(1)バーチャル空間で謎解き
・15分~30分(無料)
(2)現実のミヤシタパークで謎解き
・2時間前後(キット2,000円税込)
(3)バーチャル空間で最後の謎解き
・15~30分(無料)
バーチャル空間での謎解きは、ミヤシタパークの屋上(公園エリア)を再現したWEB上のフィールドで行いました。問題の書かれた看板をアバターを移動させて見に行くなど、現実の周遊謎をなぞらえていますが、バーチャルゲームならではの機能を使った問題もあり、短めのプレイ時間の中に本格的な内容が詰まっていました。
リアルフィールドでの謎解きは、難易度がやや上がり、現実のミヤシタパークを巡りながら謎解きをする内容。施設内の景観や看板情報を利用したオーソドックスな周遊謎でしたが、ひねりが感じられる問題やシールを利用した作業系の問題など、飽きさせない工夫が随所に感じられました。
そして、バーチャル空間上で、真の意味で「最後の謎解き」が待っています。他の2つをクリアした人だけが気付けるギミックがバーチャルフィールド内に仕掛けられており、解き明かすことで、別の問題へたどり着ける仕組み。
このギミックが、かなり高難度かつサプライズ感が強く、今回の最大の見せ場だったと感じました。バーチャルとリアルフィールドを合わせてプレイすることで、全体の完成度も、プレイヤーとしての満足度もグッと上がりました。
バーチャルフィールドはTVゲーム感覚で楽しめ、しかも無料。リアルフィールドの難易度はやや高くなるものの、子供から大人まで幅広い層に対応出来た謎解きで、ご家族のお出かけにもオススメ。ミヤシタパークのお洒落な雰囲気を満喫しながら、謎解きを通して写真スポットを提供するといった遊び心も仕掛けられており、謎解き好きカップルのデートコースにも最適の内容でした。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!
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